総務省の家計調査2カ月目
一昨日の「九州の旅」から帰ってくると、宅配便の不在連絡表が入っていた。差出人は総務省。おお! きっと「家計調査」の「協力謝礼品」であろう。「すぐ電話しろ」。届いた品は予想通りだった。総務省統計局が実施する「家計調査」のモニターになったのは5月のこと。初めての謝礼である魚沼こしひかり3㌔が届いたのは先月末だから、1カ月に1度ほど届くのか。
2カ月目からは、記入がだいぶ楽になった。買ったものと金額だけで、よくなった。最初の1カ月は、食物に関しては全て「重さ」を記入しなきゃ、いけなかった。肉なんか、パックを捨てて料理していると、「何グラム、あったん? ちゃんと見た? 何で捨てると?」とカミさんの怒号が飛んできた。スナック菓子やキャンデーでも例外はなし。しばらくは、パッケージの「内容量」を確認するのが、癖になっていた。
でも書いてあるものは、まだいい。ある時、もつ鍋をつくり、キャベツもニラも豆腐も切り刻んで、鍋の中に入れた。外出から帰ってきたカミさん「わー、美味しそうなにおいやねえ。それ当然、量ったよねえ」「あっ…」「あれほど言うたやないね。全部、量らんといかん、って」「1玉とか1束とか1丁じゃ、ダメなんか」「グラムで書け、って言われとーと」などと、めちゃくちゃ怒られた。キャベツ1玉の重さなんて、想像もつかないもんなあ。残っていたヤツを量ると、1㌔まで量れる家庭用のハカリじゃ針が振り切れた。仕方ないから、キャベツを抱えて体重計に乗り、キャベツを置いてもう1度乗り。体重との差を、キャベツの重量とした。カミさんは切って量ってたらしい。そりゃ、そうよねえ。太った体の体重を、用もないのに量って、厳しい現実を目の当たりにすることは、ないもんねえ。
そういや、よく見るよなあ。どこどこの地域はなんとかの消費量が多いなんて記事。一昨日の朝日新聞「自治体ランキング」では、豚肉と牛肉の年間支出金額のベスト10が掲載されていた。記事中には「総務省のデータから」とある。納豆は東日本での消費量が多いとか、明太子は西日本とか。わが家で先月していた面倒くさい作業が、こういうデータにつながるのなら、重大な使命を担っているのだろう。
なのに、指定統計第56号家計調査 総務省統計局と書かれた箱から取り出したハカリは、最初から壊れてて使えなかった。カミさんが調査員に苦情を言うと「よく、あるんですよねえ」だって。わが家は料理の時に、材料の重さを量るなんて高尚な習慣はない。すべてが、大雑把なのだ。ハカリはあるにはあったけど、ほこりにまみれたどころじゃない代物を棚の一番奥から取り出し、皿の上に野菜を置ける程度に汚れをふき取るのに1時間かかった。お願いしますよ、総務省さん。
届いたのは、クッキーとゼリーとシャーベットのセットだった。わたしは知らないけど、カミさんは「メリーズやないね」と言ってたいそう喜び、子どもたちも「うまっ! こんなクッキー食べたことない」と歓喜していた。ありがとうございました。総務省さん。
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