2005年3月20日 (日)

この保険証なら、なくさなかった

 寿命は短かった。「滅失再交付」と緑色のハンコが押してある健康保険証は、3カ月とせずに、その役目を終えた。新しく交付された保険証は、カード型だ。

 これなら、紛失せずに済んだのに。病院や薬局で返してもらったら、すぐに財布に入れることができる。「紙」の保険証をなくした原因は、薬局で返してもらって、そのまま手に持って車に乗り、助手席にポンと置いたけど、その後TSUTAYAに行くから、外から保険証が見えてたら危ないと思って、ダッシュボードに入れた、はずだったが、記憶の糸をほどいても、それ以降が思い出せない。車上荒らしにあった形跡はないけど、保険証もない。何日か後に、真っ青になって警察に紛失届を出し、おもにサラ金への悪用防止のため信用機関を行脚したことは、以前に記した。「紙」の保険証は家族全員の名前があるから、カミさんまで巻き込んで、大変な労力だった。

 カード型の保険証を始めて使ったのは、ちょうど1週間前。小3の三男がサッカークラブで大ケガをして、救急病院へ。薬局へは、わたしが行った。数日後、カミさん「アンタ、保険証を知らん?」「あっ…」。わたしの財布に、わたしの保険証の上に入っていた。「なして、所定の場所に戻さんと?」。怒られた。便利はなずの「個人型」には、こんな盲点があった。

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2004年12月24日 (金)

結局は正直者が損をする

 幸いにも紛失した健康保険証に、悪用された形跡はなかった。紛失に気付き、悪用の恐れがあると知った時、「保険証」とか「紛失」とかをキーワードにネットで対処方法を調べたのだが、一番役に立ったのは、神戸市のホームページだった。的確なアドバイスと連絡すべき機関が簡略にまとめられており、これを元に電話した。神戸市に倣って、わたしも、自分へ確認する意味でも、まとめてみた。フリーダイヤルの電話は最寄りの相談所につながるはずだが、携帯、PHS用に固定電話(東京)の番号も記した。手数料は来社の場合。会員の社名は、わたしの開示情報にあったものを記してみた。公庫は銀行系で、年金は信販・クレジット系なのはなぜ、なんて疑問もわいてくる。

 全国信用情報センター連合会 消費者金融系 電話0120-441-481。03-3578-7390=(株)ジャパンデータバンク=JDB。受付:午前10時~12時、午後1時~4時(月曜から金曜=祝祭日、年末年始を除く)。JDBは午前9時~午後5時(月曜から金曜=祝祭日、年末年始、夏季休業を除く)。最寄駅:大門、浜松町。駐車場:隣が立体駐車場。近くにパーキングメーターもあり。手数料:不要。(いずれもJDB)。ひとこと:受付時間外でも電話で仮登録を受付しているのは便利。ガイダンスにしたがって、住所や氏名、生年月日をしゃべるか入力します。東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城を管轄するJDBなど全国各地に33の情報センターがあります。JDBでは来社時の開示書類は持ち帰れませんでした。わたしに関しては、何の情報も出てきませんでした。

 (株)シー・アイ・シー=CIC 信販・クレジット系 電話0120-810-414。03-5326-8921。受付:午前10時~12時、午後1時~4時(月曜から金曜=祝祭日、年末年始を除く)。最寄駅:都庁前、新宿。駐車場:近隣のビルなどに多数。手数料:本人申告500円、開示500円。ひとこと:カードをつくった記憶のない信販会社でも、保証業務をしている場合があります。わたしの場合のDCは東京三菱銀行の当座貸越を保証していました。会員会社:(財)年金住宅福祉協会、JCB、JALカード、セゾンカード、オリコ、イオンクレジット、ポケットカード、DC。

 全国銀行個人信用情報センター 銀行系 電話03-3214-5020。受付:午前10時~12時、午後1時~4時(月曜から金曜=祝日等銀行休業日を除く)。最寄駅:大手町、東京。駐車場:近隣にあり。近くにパーキングメーターも。手数料:不要。ひとこと:警察の受理番号が必要です。電話の相手は嫌味っぽいほど事務的でしたが、来社時の対応は前日記したように好感が持てましたし助かりました。会員会社:住宅金融公庫、JCB、東京三菱銀行(当座貸越ローン)。

 (株)シーシービー=CCB 信販・クレジット系 電話0120-4400-29。03-3513-4400。受付:午前10時~12時、午後1時~4時(月曜から金曜=祝祭日、年末年始を除く)。最寄駅:飯田橋。駐車場:電車で行ったので分かりませんでした。すみません。手数料:本人申告500円、開示500円。ひとこと:警察の受理番号が必要です。受付時間外でも電話で本人申告のための書類発送の手続きをしてくれます。ガイダンスに従い、しゃべるか入力します。会員会社:JALカード、セゾンカード、イオンクレジット、DC。

 これらの情報機関で聞いたのですが、悪用の例は多々あるとのこと。もっとも危険なのは、やはり無人契約機。ヘタすれば、保険証のコピーでも審査に通ることがあるそうです。わたしも会社の近くに銀行系サラ金の無人契約機があったので初めて試してみましたが、質問事項は生年月日とか住所とか、保険証に書いてあることばかり。その保険証もスキャナーに入れるだけですから、危険度を実感しました。

 ところで、悪用防止のための本人申告とは、本人情報の欄にコメントを登録することです。例えば「保険証をなくしました」とか「健康保険証をなくしたので本人確認は運転免許証でお願いします」とか。会員会社から信用情報機関に照会があった際に、本人情報も公開されるので、悪用防止になるであろうというもので、犯罪が完全に防げるものではないそうです。

 じゃあ、悪用されたらどうなるのか、支払い義務は生じるのか、なのですが、これも複数の情報機関で聞いたところ「払う義務はない」。悪用された方も被害者だから、特に大手の会社は請求はしないとのことです。まれに大手ではない会社から請求されることもあるそうですが、警察に届けて、信用機関に本人申告までしておけば、まず払うことにはならない。ただ、事がややこしくなるので、そんな際には自分で交渉せずに、弁護士などに相談したほうがいい、とアドバイスをもらいました。未然に自分でできることは、やっておけ、ですね。

 そんなことを聞いてると「保険がありますから。(悪用されて業者が金をだましし取られても)保険金が出るんですよ」。そりゃそうだろうけど、決して安くなないであろう保険料は貸し出し利息の中に含まれている。もっと言えば、回収できないリスクに備える貸倒引当金も、利息に含まれているはずだ。だまし取った方がほくそ笑む陰で、「バンザイ」した人が自己破産などする陰で、ほとんどの人は、その利息も含めて返済している。結局、正直者が損をする。この言葉、保険の見直し相談でも聞いた。 

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2004年12月22日 (水)

保険証をなくした時

 風邪で3日間ほど寝込んでしまい、仕事も更新も休んでしまいました。すみません。もっと早く報告したかったのですが、保険証紛失てん末記です。

 不正使用防止のために関係する信用情報機関へ電話連絡し、申請書を送ってもらうよう手配はしたのだが、こうなると不安は募る。一刻も早く払拭したい。じゃあ直接行けだ、東京に住んでるんだし、と出向くことにした。郵送だと、印鑑証明とか住民票とかの書類が必要だが、来社の場合は本人を証明できるもの(運転免許証等)を持っていればいいし、手数料も安くなるか不要。

 まず訪れたのは(株)シー・アイ・シー=CIC。信販・クレジット系で、新宿西口の高層ビル群手前にある。受付は月曜から金曜(祝祭日、年末年始を除く)午前10時~12時、午後1時~4時。初めてなので緊張した面持ちで入ると、受付には中年女性。物腰の柔らかさと応対の丁寧さが気持ちを和らげてくれた。パインダーにはさまれた本人申告情報登録申込書兼確認書に記入し、手数料(500円)を券売機で買って待つ。先客が3、4人いたので15分ぐらいで自分の番がきた。カミさんも同行していたが、呼び出しは別だった。悪用防止の手続きはすんなり終わるが、悪用されていないかを確かめるためには開示手続き(手数料500円)をした方がいい。会員各社からの申込(問い合わせ)情報がわかるから、直近に申込があったとすれば、悪用の恐れがあるかもしれない。

 次は全国銀行個人信用情報センター。文字通り銀行系で、丸の内の銀行会館内にある。受付は月曜から金曜(祝日等銀行休業日を除く)午前10時~12時。午後1時~4時。待ち時間はほとんどなく、場所には似つかないような威勢のいいお姉ちゃんから呼ばれ、「(夫婦)一緒でいいんですか」と聞くと、元気に「はい」。勢いに押されるようにトントン拍子に手続きは進み、消費者信用系のJDBに行ってないことを告げると「幸いにも(午後)5時までやってますから、まだ間に合います(その時点で4時)」。手続きが終わると「それでは、浜松町の方へどうぞ。お気をつけて」と見送られるように、その場を後にした。

 で、浜松町にある消費者金融系の(株)ジャパンデータバンク=JDBへ。受付は月曜から金曜(祝祭日、年末年始、夏季休業を除く)午前9時~午後5時。銀行系とは打って変わって、落ち着いた初老の男性がお相手。「ご一緒でよろしいでしすか」と尋ねられたから「ぜんぜん構いません。何の秘密もありませんから」と返しても、ニコリともクスリともされなかった。手続きも淡々と進んだ。

 ここで勧められたのが、(株)シーシービー=CCBへも登録をすること。中小の消費者金融業者や信販・クレジット会社が会員になっているという。前述した3機関はCRIN(クリン)を通じて、延滞等の情報に限り交流を行っているが、CCBとは交流がない。場所は飯田橋のセントラルプラザ。月曜から金曜(祝祭日、年末年始を除く)午前10時~12時、午後1時~4時に受付。手数料は500円。

 最近は銀行系消費者金融とでも呼ぶべきモビット、東京三菱キャッシュワン、アットローンなど業界の垣根が低くなっているので、4機関それぞれへの登録が安心。

 全国銀行個人信用情報センターとCCBでは警察書受理番号が必要なので確認しておいてください。届を出しても警察では聞かなきゃ教えてくれませんし、聞けば電話でも教えてくれます。

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2004年12月18日 (土)

必要書類がそろわない

 やっと手続きが終わった。健康保険証を紛失したことによる不正使用防止の登録で、休みが完全に1日つぶれてしまった。

  「そういや保険証がなかったんだ」。住宅ローン借り換えの必要書類の説明を受けている時に思い出した。「再発行してもらわなきゃ」。軽ーい気持ちだった。ところがある日、こんな記事を読んだ。「消費者金融の無人契約機を使えば、保険証1枚で100万~150万円は搾取できるという」。背筋が寒くなった。

 紛失に気付いたのは、12月2日の朝9時5分だった。飲んで帰っている途中で、カミさんから電話があったから、正確な時刻が記せる。電話に出るや、「アンタ、保険証知らん?」。いい気持ちで酔ってたのに、いきなりの詰問口調に腹が立った。「知るわけないやないか、そんなもん! だいたい管理しとるのは、オマエやないか」。数十分後、家に帰って「オレは知らんよ」と繰り返すと、「だって、人間ドックに持って行ったやないね」。われに返った。酔いもさめた。確かにそうだ。記憶の糸をほどいてみると…。人間ドックからは持ち帰った。その後、かかりつけの医者に車で行った。車にも戻した。その後が思い出せない。「オレかもしれん」と一転して殊勝な顔をすると、敵はキレた。「もういい! なんもかんも、わたしがするけん。再発行の手続きもする。どこに電話すればええんね。どこね! 国ね!!」。「国って…オマエ、普通は、健康保険組合に…」と嘲笑すると「うるさーぁい、アンタの泥ぬぐいば、しよんやないね」。「いや、泥ぬぐい、じゃなくて、尻ぬぐい」「…。なんでも、いいと。あーっ、もうハラん立つ」とボルテージが上がってきたので、わたしは寝ることにした。

 以来、そのままにしておいたのだが、その記事を読んでからネットで「保険証 紛失」などと検索すると、ほとんどのサイトで警察に届けを出すよう指示があったので、最寄りの警察に出向いた。届けを出し「もし、悪用されて、本人になりすまして金を借りられたりすると、どうなるんでしょう」と聞いた。すると「その時は、被害届を出してもらわないと」。「はっ、キャッシュカードとかなら、届けを出したら引き出しが止まったりするでしょう」「そういうのは、ないんですよ。免許証にも、ないですから」「じゃあ、この届けは?」「出てきたら、ご連絡ができます」。あっけにとられて「そうですか」と言うしかなかった。警察は、犯罪を未然に防ぐことはしないようだ。それに、保険証を見つけたからと、警察に届ける奇特な人などいるものか。

 保険証の再交付の申請書だって、よくも平気でこんなことを聞いてくると思う。滅失した場所や日時? 状況を詳しく? わかっとったら探しに行く! 再交付を希望する理由? 困るからにきまっとろうもん。病院にも行けんやないか。

 HPで、悪用防止のための機関が紹介してあったから電話しても、2つは「ただいまの時間は業務を行っておりません」などとテープの声が流れるだけ。土日は休みか…。「もし、その間に悪用されたら、オマエらが責任取るんか」と電話の前で、わめいていた。

 って、元をただせば、なくした自分が一番悪い。でも、どこか、釈然としない。そりゃ、日本に犯罪も増えるわけだ。2ヵ月前に長男が盗まれた自転車は出てきてない。おかげで乗る自転車がなくなったわたしは、警察まで25分歩かなきゃならなかった。

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2004年12月13日 (月)

なくして困るもの

 自分の不注意が、こんなに波紋を呼ぶとは思わなかった。いろんなところに電話をしたり、出向いたりと、今けっこう大変な状態なのだ。その度にヘコんだり、落ち込んだり、怒ったりと、心も忙しい。バタバタしてますので、詳細は後日、記すとして、今日はこのへんで失礼します。

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