幸いにも紛失した健康保険証に、悪用された形跡はなかった。紛失に気付き、悪用の恐れがあると知った時、「保険証」とか「紛失」とかをキーワードにネットで対処方法を調べたのだが、一番役に立ったのは、神戸市のホームページだった。的確なアドバイスと連絡すべき機関が簡略にまとめられており、これを元に電話した。神戸市に倣って、わたしも、自分へ確認する意味でも、まとめてみた。フリーダイヤルの電話は最寄りの相談所につながるはずだが、携帯、PHS用に固定電話(東京)の番号も記した。手数料は来社の場合。会員の社名は、わたしの開示情報にあったものを記してみた。公庫は銀行系で、年金は信販・クレジット系なのはなぜ、なんて疑問もわいてくる。
全国信用情報センター連合会 消費者金融系 電話0120-441-481。03-3578-7390=(株)ジャパンデータバンク=JDB。受付:午前10時~12時、午後1時~4時(月曜から金曜=祝祭日、年末年始を除く)。JDBは午前9時~午後5時(月曜から金曜=祝祭日、年末年始、夏季休業を除く)。最寄駅:大門、浜松町。駐車場:隣が立体駐車場。近くにパーキングメーターもあり。手数料:不要。(いずれもJDB)。ひとこと:受付時間外でも電話で仮登録を受付しているのは便利。ガイダンスにしたがって、住所や氏名、生年月日をしゃべるか入力します。東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城を管轄するJDBなど全国各地に33の情報センターがあります。JDBでは来社時の開示書類は持ち帰れませんでした。わたしに関しては、何の情報も出てきませんでした。
(株)シー・アイ・シー=CIC 信販・クレジット系 電話0120-810-414。03-5326-8921。受付:午前10時~12時、午後1時~4時(月曜から金曜=祝祭日、年末年始を除く)。最寄駅:都庁前、新宿。駐車場:近隣のビルなどに多数。手数料:本人申告500円、開示500円。ひとこと:カードをつくった記憶のない信販会社でも、保証業務をしている場合があります。わたしの場合のDCは東京三菱銀行の当座貸越を保証していました。会員会社:(財)年金住宅福祉協会、JCB、JALカード、セゾンカード、オリコ、イオンクレジット、ポケットカード、DC。
全国銀行個人信用情報センター 銀行系 電話03-3214-5020。受付:午前10時~12時、午後1時~4時(月曜から金曜=祝日等銀行休業日を除く)。最寄駅:大手町、東京。駐車場:近隣にあり。近くにパーキングメーターも。手数料:不要。ひとこと:警察の受理番号が必要です。電話の相手は嫌味っぽいほど事務的でしたが、来社時の対応は前日記したように好感が持てましたし助かりました。会員会社:住宅金融公庫、JCB、東京三菱銀行(当座貸越ローン)。
(株)シーシービー=CCB 信販・クレジット系 電話0120-4400-29。03-3513-4400。受付:午前10時~12時、午後1時~4時(月曜から金曜=祝祭日、年末年始を除く)。最寄駅:飯田橋。駐車場:電車で行ったので分かりませんでした。すみません。手数料:本人申告500円、開示500円。ひとこと:警察の受理番号が必要です。受付時間外でも電話で本人申告のための書類発送の手続きをしてくれます。ガイダンスに従い、しゃべるか入力します。会員会社:JALカード、セゾンカード、イオンクレジット、DC。
これらの情報機関で聞いたのですが、悪用の例は多々あるとのこと。もっとも危険なのは、やはり無人契約機。ヘタすれば、保険証のコピーでも審査に通ることがあるそうです。わたしも会社の近くに銀行系サラ金の無人契約機があったので初めて試してみましたが、質問事項は生年月日とか住所とか、保険証に書いてあることばかり。その保険証もスキャナーに入れるだけですから、危険度を実感しました。
ところで、悪用防止のための本人申告とは、本人情報の欄にコメントを登録することです。例えば「保険証をなくしました」とか「健康保険証をなくしたので本人確認は運転免許証でお願いします」とか。会員会社から信用情報機関に照会があった際に、本人情報も公開されるので、悪用防止になるであろうというもので、犯罪が完全に防げるものではないそうです。
じゃあ、悪用されたらどうなるのか、支払い義務は生じるのか、なのですが、これも複数の情報機関で聞いたところ「払う義務はない」。悪用された方も被害者だから、特に大手の会社は請求はしないとのことです。まれに大手ではない会社から請求されることもあるそうですが、警察に届けて、信用機関に本人申告までしておけば、まず払うことにはならない。ただ、事がややこしくなるので、そんな際には自分で交渉せずに、弁護士などに相談したほうがいい、とアドバイスをもらいました。未然に自分でできることは、やっておけ、ですね。
そんなことを聞いてると「保険がありますから。(悪用されて業者が金をだましし取られても)保険金が出るんですよ」。そりゃそうだろうけど、決して安くなないであろう保険料は貸し出し利息の中に含まれている。もっと言えば、回収できないリスクに備える貸倒引当金も、利息に含まれているはずだ。だまし取った方がほくそ笑む陰で、「バンザイ」した人が自己破産などする陰で、ほとんどの人は、その利息も含めて返済している。結局、正直者が損をする。この言葉、保険の見直し相談でも聞いた。
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