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2017年3月 9日 (木)

食道がん日記

食道がんの内視鏡治療を2月2日に行い、退院したのが翌週の9日。そこから2週間は「禁酒」「禁旅行」「禁運動」と、担当医師から言われていた。その後、20日の病理検査を告げる診断で「禁酒」は「ずっと」となってしまったけど…。その際に、2月いっぱいは食事などを注意するように言われたので、運動も自粛していた。そして、3月になって初めての休みを迎えたので、昨日1か月ぶりに、テニスをしてみた。これをもって全快! ということで、12月の発覚からを振り返ってみようかな。


12月6日(火) 会社の健康診断で胃カメラ検査。「食道に炎症が見られますので内視鏡の専門医で再度、検査を受けてください」。「今まではどうしていたんですか」と聞かれたので「昨年まではバリウムを」。「バリウムでは食道は分からないんです」。08年の人間ドックを最後に、8年ぶりの胃カメラだった。聞けば、健康診断の胃カメラ検査は今回から。3月まで勤務していた大阪では、今回もバリウムだったという。東京に転勤になったおかげか。

「近いうちに必ず」と念を押されたので、その足で以前に受診したことのある、胃腸専門病院へ。

その病院に、紹介状と画像データを見せると「赤い炎症が見られます。食道がんの疑いがあります」。

再度の胃カメラ検査が2週間後の20日(火)に決まった。患部を拡大できる高度な胃カメラがあるとのこと。

12月20日(火)胃カメラ検査。結果は1週間後の27日(火)。

12月26日(月)会社の忘年会。「これが最後の酒かも」と変なテンションで、夜明けまで歌い飲み明かす。

12月27日(火)13時30分の予約時間を、はるかに過ぎて目を覚ます。診断は「食道に2センチのがん細胞」。転移の確認のため造影剤を注入しCT検査。二日酔いの全身に再びアルコールが回ってきた感じ。結果は1月10日(火)。

1月10日(火)CT検査に異常はなく0期の診断。内視鏡での切除が可能。2月2日(火)に入院し、その日に治療とのこと。

2月2日(木)9時40分に内視鏡室に入り、11時過ぎに終了。胃カメラ検査の時よりは多い量であろう麻酔で、もうろうとしていたが、治療中に1度、あまりの痛みで目が覚めた。「大丈夫ですよ。もう半分過ぎましたから」の声に「この苦痛がまだ半分も続くのか」と思いながら眠りに落ちる。

術後の病室のベッドでも苦痛で目が覚める。14時過ぎのこと。あとは眠っていたようだ。


2月3日(金)痛みに加え38度2分の発熱。治療翌日にも胃カメラ検査をするらしいが中止。発熱をする人は半分ぐらいいるという。「縦隔炎を起こしている」とのこと。「治療自体は100点満点です」。何度も顔を見せてくれた医師の姿と言葉に勇気づけられた。痛み止めの点滴のためか、何かしようとしても眠ってしまっていた。9時の就寝と同時に、この日、何度か目の眠りについた。


2月4日(土)6時の起床とともに目が覚める。前日のことがほとんど思い出せず、しばらくはこの日が治療翌日と勘違いをしていた。熱が下がったので、読書などしてみた。ただ、胸の痛みは治まらず、痛み止めの点滴をお願いして9時就寝。


2月5日(日)6時に起床。胸の痛みは残るものの体調は回復し、かなりの読書と動画もたくさん見た。ここまでたくさん寝たせいか、9時の就寝を過ぎてもほとんど眠れず。


2月6日(月)うとうとしたら、もう起床時間の6時だった。この日の午前中で点滴を終了。予定より1日遅れて昼から食事再開。治療日の2日から絶食期間は4日間に及んだ。「これが一番苦しいですよ」と言われていたが、食にこだわりはあまりなく、そうでもなかった。これがカミさんなら大変だったんだろう。

昼食=重湯、みそ汁、ポタージュスープとプリン。
夕食ー重湯、みそ汁、豆腐、イチゴジュース。

部長が見舞いに来てくれ、夜にメッセージがきた。10日(金)に仕事復帰することにしていたが、「14日までお休み下さい」とのこと。よほどの病人に見えたのだろうか。カミさんも治療日の2日以来、来た。週末は仕事なのだ。終わってから来ようと思えば来れるのだろうが「遠いし…」。電車で5駅ですけどね。

点滴が終わったので5日ぶりに風呂に入れた。久しぶりにブログも書いてみた。


2月7日(火)見舞客の応対をしていると、夕方なんだか少ししんどくなってきた。翌日の退院を前にして、夕食後に胸焼けと筋肉痛のような症状。ナースコールをし、安静にしていたらほぼ治まった。


2月8日(水)退院予定ではあったが、前日のことを治療してくれた医師に話すと「退院は明日、カメラを見てからにしましょう。会社の都合がつくなら、その方がいい」。良かった。出社日を延ばしといて。


2月9日(木)昼前に内視鏡室に入り、自分でも映像を確認できた。切除した部位にただれはあるものの、よくここまで回復するものだ。穴などはなく、めでたく退院。


2月20日(月)病理検査の結果を聞きに病院へ。「5%の恐怖」のドキドキしていたが、「転移のリスクなし。再発なし」のお言葉。心に染みました。


以降は半年に1度、死ぬまで内視鏡検査を受けなさい、と念を押され、病院を後にしたのでした。

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コメント

簡単な手術という言葉は今後一切信用しません。
内視鏡手術でこれほどの大変さとはねえ。
やはり身体を傷つけるのって大変なんだなあ。
でもその甲斐あって、完治おめでとうございます。
わたしが入院しても、カミさんはきっと同じような対応でしょう。

投稿: ナツパパ | 2017年3月 9日 (木) 09:52

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