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2017年2月11日 (土)

「100点満点」食道がん治療

Camera1_2 食道がんの「手術」と昨日まで書いてきたが、正確に言うと「手術」ではなさそうだ。手術とは、内視鏡では取れない時に行う外科的なものを言うらしい。わたしが受けたのは、あくまで治療なのか。同意書を見ても「内視鏡的粘膜下層剥離術」とある。便宜上、わたしへの説明では、医師も「手術」と言っていたのだろう。手術じゃないと、医療保険の手術給付金は出ないのか、と不安になったが、前日までに確認できなかった。まあ、出なけりゃやめる、ってものでもないから、どっちでもいいか。


 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)とは、早期の食道がんの下層部を胃カメラを使って、電気で焼きながら文字通り剥がし取る。胃カメラの先から、ウイーンって、メスが飛び出る瞬間を見たかったが、それどころはなかった、っていうか、本当に飛び出してくるものかも知らない。


Camera2_2 長男に聞こうにも、1月の中旬から1カ月ほど、群馬の病院に研修に行ってるから見舞いにも来ない。この肝心な時期に全く。千葉にいる三男が試験が終わって、手術の翌日に実家に帰ってきたって聞いたから、「ヒマなら来てくれてもいいけど(^_^;)」とラインしても「再試が1科目あるから勉強してる」だって。奈良にいる次男は連絡さえしてこないし、カミさんは3日間も顔を見せない。どいつもこいつも、どうなってんだ。


Camera3_2 なんてボヤキはいいとして、手術の翌日、翌々日と、担当医が頻繁に顔を見せてくれ、「治療自体は100点をつけていい。うまくいきました。きれいに取れました。女性ではよくありますが、男性でここまできれいに取れるのは珍しい」と、笑顔笑顔で話してくれました。熱にうなされているのは、「じゅうかくえんを起こしてるから仕方ありません」。

Camera4_2 じゅうかくえん、と検索してみると「縦隔炎」。なになに「内視鏡検査や異物誤嚥(ごえん)による食道の穿孔(せんこう)(孔(あな)があく)、破裂に続いて起こることがほとんどです」これなのかな。「原因が食道がんの場合、予後は極めて不良ですが、ほかの原因の場合ではおおむね治ります」。おいおい予後不良って…そこまで重大なことなら、担当医師が説明してくれるでしょ。なんたって「100点満点」なんだから。

Taiinnohi_2 「痛ければ、痛み止めを(要求して)使ってもらっても構いませんから。眠りやすくもなりますし」。手術当日はほとんど眠りこけ、翌日もほとんど寝てた。3日目になり熱も一気に下がり落ち着いてきたが、眠れなくなるのが心配だから、痛み止めの点滴をお願いした。すると、過去2日間、ほとんど眠りっぱなしだったにもかかわらず、9峙の消灯とともに寝付き、起床の朝6時にバチっと目が覚めた。

 恐るべしですね。


写真説明㊤から4枚が治療日の食道内視鏡写真①右上の色がかわってない部分が、がん ②切除を始め ③切り進めていく ④切り取ったガン細胞。取り残しのないよう多めに切除したと聞いた ⑤内視鏡治療から8日目の画像。ただれているのが切除した部分だが、穴などはなく退院できた

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コメント

こうなります。

この写真に慣れるまで相当かかりました。

こうならないに越したことはありません。

投稿: 人生真ん中 | 2017年2月12日 (日) 13:04

100点満点といいつつこうなりますか。
じゃあ、60点だったら(恐)
今回は運が良かった...
と、昨晩奥さまと意見が合いましたよ。

投稿: ナツパパ | 2017年2月12日 (日) 11:48

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