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2017年2月13日 (月)

食道がんは浸潤しやすい

 「治療」は苦痛だったし、

発熱や「胸焼け」のせいで退院は延びたけど、

食道がんが早期で発見できて良かった。

もし昨年末も胃カメラを受けずに発見されなかったりとか、

もし発見されても進行したりしていたら、

と思うとゾッとする。


 
 東京勤務の08年までは、毎年人間ドックに入り、

胃カメラも受診していた。

今回「治療」を受けた病院が運営していたクリニックで。

だから、久しぶりでも迷うことなく、

会社の健康診断帰りに、受診したのだった。

 だが、大阪に転勤した09年以降15年までは、

制度が変わったため、健康診断しか受診をしていなかった。

だから、胃カメラは8年ぶりとなったわけ。

 食道がんと診断されて、カミさんが聞いてきた。

「アンタ、自覚症状のようなものがあったん? 

例えば食べ物が喉を通りにくいとか」。

「いや」の返事をかき消すように、

長男が言葉をかぶせてきた。

「あったら、大変なことになっとるよ。

がんが進行しとるけん」。

 12月6日に健康診断を受け、

20日に病院で精密検査を受け、

27日に食道がんと告げられ転移の検査を受けた。

その結果は1月の10日。

前日9日は、会社のハムファンと、

遅ればせながらの「祝勝会」だった。

がんと診断を受ける前に決まってたんだから仕方ない。

飲みました。

 また二日酔いで病院に行きました。

担当の若い女医さんに聞かれました。

「禁酒されてますか」…

「いや…昨日が新年会で…

あのう、全く飲んではいけなかったんでしょうか」。

少し間があり、正面から見つめられ

「禁酒しましょ、お子さんも心配されてますよ」

と言われたら「はい、すみませんでした」

と素直に誤るしかなかった。

 CT検査の結果は異常なし、転移はなかった。

家に帰るとカミさんも長男もいたから報告。

前日の飲酒をあきれられ、とがめられ…。

おまけに、我慢しきれず、

タバコを吸ってしまったことも〝告げ口〟され…。

「タバコはホントにやめなよ」。

同居を再開して以来、がんになる前にも、

長男の口から一番多く発せられたのが、

この言葉じゃないかな。

以来、1カ月以上は吸ってません。


 酒については、意外に寛容だった。

「だって、そこまで患者さんの楽しみを奪ってもね。

何のために生きてるかって思うと」。

 「ちょっと、何か言ってやって」。

収まらないカミさんの言葉に長男、

困ったように口を開き、

「じゃあ、こうしよう。手術まではやめよう。

がんの浸潤に、

アルコールはリスク以外の何ものでもないから」。

なんでも5つ層のある胃に比べ、

食道は1つ少なく4層しかなくて…

なんて説明を、カミさんと2人、ふんふんとうなずき、

「だから、食道がんになったら、浸潤しやすいってこと」。

 身に染みて、よく分かりました。
 

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コメント

昨日からの記事は

長男に確認しながら書いてます。

担当医によれば

禁酒は退院後2週間と聞いてます。

もう少しの辛抱ですか。

投稿: 人生真ん中 | 2017年2月13日 (月) 15:46

分かり易い説明です。
さすが医学生...それも優秀な。
もうね、息子さんにわたしの老後託します!
そうか、酒はOKなのね。
良いこと伺いました...では、近々に。

投稿: ナツパパ | 2017年2月13日 (月) 13:27

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