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2006年10月29日 (日)

頂点なら有頂天になろうよ

 昨日、このブログを書き終えてから、日本シリーズのビデオを見ていた。ずっと球場にいたから、詳しいところがよくわかんない。だから確認したかったのだ。もちろん、酒を片手に。すると、カミさんが起きてきた。「あっ、また、まだ飲んどう」。それが、5日ぶりにあう亭主に対する言葉ですか。「おめでとう」の一言ぐらい、言えないのだろうか。

 と、昨日、会社に言って、部下たちに同意を求めようとすると、「奥さんだって、5日ぶりに会う亭主が、また酒を飲んでたら、イヤでしょう」だって。うーむ。その通りかもしれない。まして、ファイターズがパ・リーグ1位を決めて以来、カミさんは、酔っ払ったオレの姿しか見てないかも。しかし、部下に言われるまで気がつかないとは、なんて上司、いや、亭主か。

 それでも、カミさんは「わたし、見とらんちゃんね」とか言いながら、一緒に見てた。ビデオは第5戦、稲葉の日本一を決定付ける本塁打を映し、新庄の最終打席を見せた。カミさん、隣で一緒に座って見てた。「アンタ、ここ(札幌ドーム)に、おったっちゃろ。幸せもんやねえ」と、しみじみ言う。まあ、確かにね。

 会社に行くと、昨日も祝福の声がたくさん。そして、同じようなことを言われた。「人生で、最高の瞬間でしょ」。この瞬間を味わうまで、ファンになって30年以上かかったもんなあ。でも、最高ということは、「もう、落ちるしか、ないんかい」。「うかつにお祝いも言えませんね」と返されたけど、そうかもしれない。

 44年ぶりの日本一だそうだ。25年前のパ・リーグ優勝は知ってっても、44年前の日本一は知らない。もうすぐ、わたしは42歳。と、いうことは、次の日本一は見られないのか。生まれる2年前が日本一、ならば死んだ2年後が日本一か。このブログのタイトルは「俺の人生真ん中あたり」だった。今が頂点、すなわち、折り返し点だったのか。

 あれっ、優勝したらネガティブ人生と、おさらばだったはずなのに。日本ハムだって、北海道へ行って生まれ変わったんだから、昔のハムとは違う。オレだって、生まれ変わらなきゃ。

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2006年10月28日 (土)

日本一の瞬間に2本の電話

 4日ぶりに、東京に帰ってきた。夢のような札幌3日間だった。羽田から会社へ直行すると、現実に引き戻されたようだ。ホント夢じゃなかったのか、と思うと、わたしの顔を見た同僚、「あっ、あー、真ん中さん(なんて言わないが)、おめでとうございます」。こんな反応が、うれしい。夢じゃ、なかったんだ。ところが、2メートルを超えようか、という先輩が、「おー」と怖いひげ面で寄ってきた。「オマエ、昨日、ブログ、どないしたんか。まだ、更新しとらんかったやないか」。すみません。ノートパソコンは持っていったんですが、とても、更新する気力が沸きませんでした。もし、待ってた方がいたら、ごめんなさい。3日ぶんの観戦記です。

 札幌ドームは、すごい。野球観戦に行って、見ず知らずの人と、ハイタッチを交わしたのは、初めてだ。あれは初日、第3戦の8回、稲葉のホームランだった。打球がセンター方向に飛んだ瞬間、わたしがいた一塁側スタンドも総立ち。ホームランを確認した瞬間に、となりのお姉ちゃんと、さらにそのとなりのお姉ちゃんと、そしてすぐ前にいたオッサンも振り返って、手をたたき合わせていた。試合が終わった瞬間には、そこらじゅうの人と握手を交わした。確信した。この球場で負けるはずがない。

 素晴らしいの一言に尽きる。ピンチには応援し、チャンスには選手を後押しする。みんなの視線がグラウンドに集中している。特に、ピンチでの声援のタイミングが素晴らしいんだなあ。攻撃とは違い、誰が音頭を取るわけでもないのに、自然と拍手が沸き起こり、声援の渦が大きくなって行く。4戦の金村への声援なんて、なんて表現すればいいのか。ヒーローインタビューの場面では、思わず涙ぐんでいた自分がいた。

 老若男女なんて言葉じゃ足りないほど、ファン層も幅広い。わたしの隣にいた、ただ「盛り上がりたーい」お姉ちゃんもいれば、老夫婦(失礼)も数多い。子どもの数も、びっくるするほど。日本シリーズに子ども料金はないのに。赤ちゃんの姿もたくさん見た。障害者の方も、数多い。夫婦、カップル、友達同士に、わたしみたいな1人客も、予想以上にたくさんいた。千差万別のファンが、一つになって、ファイターズを応援している。球場じゃない、そこは劇場だった。

 それも、行きの地下鉄は午後3時半から通勤ラッシュ並みのすし詰め状態で、開門時刻を過ぎても、入場の列は前に進まない。グッズショップにも入店待ちの列。そんな、試合前から疲れる状態なのに、試合中は目いっぱいの声援を送り、試合が終わってからも球場を出るまで30分以上。さらに、地下鉄の駅ではホームに入るのにも改札前で止められる。やっと乗れた地下鉄も、すし詰め。わたしは、中島公園のホテルにいたからまだいいが、地元の人の家は、まだ遠いだろう。帰った頃には、疲れ果てるだろう。それでも文句一つ出るわけでもなく、次の日も、また球場は満員になっている。わたしが言うのもなんだけど、何とありがたい、すごい世界なのか。こんなファンの前で、負けるわけにはいかない。気持ちが選手に、伝わるってもんだ。
 
 金村のインタビューに涙したせいか、優勝の瞬間は冷静に見ていられた。っていうか、経験がないから日本一をどう受け止めていいか、わからなかったのが実情か。ところが、その瞬間に電話が1本。カミさんだ。「パパ、どげんなったと。勝った? ホント? わたし、××さんちに、おるっちゃけど」。本当に知らずに、たまたまかけてきたのか。「今から、胴上げ」と言うと「えっ、ああ」と電話を切った。今度はメールが1本。発信人はアドレスだけ。「ホンマによかったね。涙、涙かな?でも私が誰だか分からんのちゃう?」。…誰だ、大阪弁の女…。心を交錯する変な気分。

 そういや、試合前に電話が入っていた。上司だった。「アンタ、処分でっせ」。やっぱり、日本シリーズとはいえ、30年来のチームを追うためとはいえ、3日間は休み過ぎたかなあ、ひんしゅくを買ってるかもなあ。でも、処分?と思ってると本当だった。日本シリーズで取った休みが原因ではなかったが、「けん責」だか「戒告」と言われた。札幌に入る前の月曜日、仕事上の事故を起こしていた。でも、気がついていなかった。札幌に入った火曜日に電話で知らされ「えっ…」。事情聴取をされたことを、思い出した。そして木曜日に処分の決定。「こんな時に、すまんなあ」。大阪弁に、たたられているのか。

 メールの主は、2メートルの男だった。

 日本一になったんだよねえ。胴上げを見る自分が、妙に落ち着かなかった。

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2006年10月23日 (月)

堂々胴上げの瞬間が見えた

○日本ハム5-2中日

 よく勝ってくれた。って、いつもの始まりだけど、ホントよく勝ってくれた。もし負けてりゃ、4連敗もあったかもしれない。札幌で負けるとは考えにくいけど、重いものを背負って帰りたくはない。札幌なら、そんなものは吹き飛ばしてくれるだろうけど、モヤモヤはない方がいい。最高の勝ち方だった。武田久が本来の姿を取り戻し、マイケルはシーズンそのままの投球を披露してくれた。それを呼んだのは、セギノールのホームラン。1点差のままなら、どうだったろう。

 8回裏に井端の強烈なサードゴロ。小笠原だったら、どうだろう。でも、飯山がいた。いとも簡単にアウトにした。1点差だったら、セギノールは引っ込められなかっただろう。その後の武田久は、簡単にアウトを取る、いつもの姿だ。マイケルも、1点差だったら、どうだったか。すべて、ハムのいい方に、回り始めた。

 これで、わたしが最も望む、第5戦の胴上げも見えてきた。なんて、評論家の論調も、一転するんだろう。昨日のスポーツ紙。よくもまあ、あそこまで「敬遠」をたたけるものだ。「あれは、間違っていない」と、当の監督も言ってるのに。じゃあ、金子を敬遠しなかった落合采配を、今日はたたくのか。まあ、評論家なんて、そんなものだ。

 2敗で、金村の先発を迎えるのは不安だった。でも、これで大丈夫だ。何の曇りもない状況の中で、最高の「詫び投」を見せてくれるだろう。相手が好調の朝倉でも関係ない。お立ち台に上り、満場の拍手を浴び、ムードは最高。みんなが金村を許すどころか、称える中で、4戦の武田勝につなぐ。もし、少しでもスキがあれば、自慢の救援陣に、さらに、つなげばいい。押本だって、伊藤だって、見事に役目を果たす。相手は中田だろうから、点だって取れる。ならば、5戦はダルビッシュだ。見えた。胴上げのシナリオが。

 7回のチャンス。なんで鶴ちゃんに代打じゃないんだ。とか、金子も、そのままか。と思ってたら、逆転してた。でも、その後、高橋信かよ。小田だろ。なんて言うのは、やめよう。監督を信頼しよう。初戦で失点した武田久を使って、見事に再生させた手腕の持ち主だから。信じて、応援だけしよう。小笠原は、あまり受け入れすぎないことだ。ヒット性の当たりは出てるんだから。

 しかし、日本シリーズが、ここまで、わたしの心を上下左右するものだとは思わなかった。気になって眠れない。ここ1週間は1度も熟睡できてない。原因不明の全身のかゆみまで襲ってきて、昨日も眠れなかったし、今日も眠れないんだろう。でも、いいや。一生に1度、こんな時があっても。

 昨日のテレビは良かった。清原の解説は、イメージと違い好感が持てた。高木豊さんも、プロ野球ニュース「前夜祭」の予想は中日だったけど、解説は思いっきりハム寄りで良かった。なんだろうなあ。勝てば、すべてが心地いいのかなあ。

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2006年10月22日 (日)

しょせん初戦の1敗

●日本ハム2-4中日

 久しぶりに負けたなあ。いつ以来かなあ。1カ月以上ぶりかなあ。

 「これが、日本シリーズかあ」。テレビ画面の前で、つぶやいていた。ダルビッシュが、硬い。プレーオフ第1戦では、1回だけがそんな姿で、2回以降は本来の投球を見せつけてくれたのに、2回も3回も硬い。川上も、そうだったから、やはり特別な舞台なのか。毎年、テレビ観戦や、ヤクルト対近鉄は神宮に観戦に行ったけど、しょせんは「他人事」。わが身のこととして見たのは25年ぶりだ。その25年前も、覚えてはいるけど、平日はデーゲームだったから、生の臨場感は、なかった。高2の授業中にラジオのイヤホンを隠すように聴いていて、それが見つかり、ラジオを没収されたことは、臨場感を持って覚えているけど。

 まあ、たかが1敗。どうのこうの言うほどのもんじゃない。ここ5年は、先勝したチームが日本一になってる? それが、どうした。中日が日本シリーズの初戦を勝ったのは74年以来だとか。その時は、ロッテが日本一になってるじゃないか。日本ハムは25年前に、巨人相手に初戦をモノにした時は、日本一を逃している。逆に、東映時代の62年の阪神戦は、初戦を落としながら、2戦目も敗退しながら、日本一になっている。ということは、日本ハムの日本一の確率は100%だ。どうだ。

 でも、今日は勝ってくれよ。じゃないと、わたしが観戦に行く5戦までに、胴上げが見られなくなってしまう。まあ、ダルビッシュも、そこまで崩れたわけじゃないし、武田久も極端に悪いわけじゃなかったから、悲観することはない。1番から6番までの選手は、小笠原を除いて、みんなヒットを打った。小笠原だって、レフトライナーと井端に好捕された遊ゴロだから、内容は悪くない。さらには、言葉通りに、新庄が大舞台を楽しみ、結果も出している。大丈夫だ。

 ましてや、札幌ドームで負けるはずがないんだから。4万1000人以上集めた試合の必勝神話は続いている。4万1000人に観衆が届かないことは考えづらいから、札幌の3戦は全部勝つ。ならば、明日勝てば、日本一は約束されたようなもんだ。むしろ、5戦まで楽しめることになったんだ。

 しかし、あの山田久志の解説は、どうにかならないか。NHK時代には、紳士的で良かったのに。中日への思い入れはいいけど、言いようがあるってもんだろ。敬遠のことを、ごちゃごちゃ言いやがって。何が悪いってんだ、1点をやるまいとして。あれで正解だ。一昨日のプロ野球ニュース「前夜祭」の谷沢健一といい、なんで、ああ偉そうで鼻持ちならないのか。2人とも、好感を持っていた解説者だけど、評価は180度変わった。ガンちゃんも、多分初の地上波全国ネットで硬くなっているのか、山田、衣笠両氏に気を遣っているのか、いつもの文化放送やGAORAの弾けるようなしゃべくりがなかったし。明日はHBCラジオのローカルだから、思う存分、持ち味を出してくれ。聴けないのが、残念だ。

 光山英和さんの解説で、じっくり大一番に浸りたいなあ。深夜録画でもいいから、札幌の試合だけでも、GAORAで放送できないものだろうか。習慣がないから、全国ネットの地上波は、どうも落ち着かない。

 まあ、新庄じゃないけど、日本シリーズは楽しみましょ。見られるだけでも、うれしいんだから。優勝したんだから、それでいい。札幌で見られるんだから、それでいい。ペナントレースの終盤や、プレーオフの緊迫感は、なかったなあ。おまけです。追い詰められなくてもいいし、追い詰められてもいない。だって、優勝できなくなったり、優勝の称号が、はく奪されるわけでもないんだから。

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2006年10月16日 (月)

お詫びと訂正と、また歓喜と

ハムファン冥利に尽きるって、もんです。まだ、祝勝会は続いてます。優勝した木曜日は会社、金曜日は休んで、土曜日は地元、昨日、日曜日はまた会社の面々が、祝勝会を催してくれました。それも、ジンギスカンですよ。最高のシチュエーションでした。北海道の人に、ホント、ありがとう。

明日は、また地元で、家族とともに、なじみの焼き鳥やさんが祝ってくれます。メールも、たくさん、いただきました。感謝です。ハムファンをやってて、よかった。昨日の、っていうか、さっきまでの宴席では、来年の名護キャンプに行こう、なんて話まで出ました。帰りのタクシーの運転手さんが、また札幌出身。いい世界です。ハムファンを、やってってよかった。何度も書きますが、25年ぶりだもん。誰からも、文句を言われなくて、いいでしょう。

でも、文句を言う人が2人。1人はカミさんだ。「アンタ、2回も札幌に行くつもりやったと」。その通りですけど、なんが、いかんと。札幌の1回は、マイルで取った。でも、行けんくなった。だから、キャンセルマイルを5000マイル、払いましたよ。チケット代の、2200円と4500円も、パーです。譲れば、よかったんですけど、それもできなかった。観衆は、2戦とも4万2810ですか。おれが行ってれば、4万2811人だったかなあ。それとも、全席指定で完売、立見はなかったから、座席数が4万2810なのだろうか。札幌ドームは入り口のセンサーで実数を把握していると聞いたことがあるけど、どうなのだろう。まあ、そんなことは、どうでもいい。

もう1人は、今日、会社に行ったら、怒られました。「俺も、お前の後輩なんよなあ」。「えっ」、と思って、すみません!。その方は、大先輩です。土曜日の会は、ハム優勝祝いじゃなく、その方の転勤祝いだった。でも、その方は、「つき合わな、いかんやろ」って、ハムのヒットパレードに参加してくれた。ホント、すみません、「ファイターズ讃歌」とか、「行け行けファイターズ」に付き合ってくれて。

でも、。怖いんですよ。2メートルを超えようという大男に怒られると。それも、大阪弁で「なんか」!なんて言われると。即座に「すぐ、お詫びと訂正を出します」って言うと、「ホンマやなあ、なら、エエワ」だって。オレのブログを、会社の人が読むな、って…で、も、すみません。

で、すみません。お詫びと訂正です。

◆おわびと訂正 昨日14日付の記事で、後輩6人とあったのは、後輩5人と先輩1人の誤りでした。ここに、謹んでおわび申し上げます。すみませんでした。

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2006年10月14日 (土)

思い重い25年ぶりの優勝

○日本ハム1-0ソフトバンク

1日遅れの、観戦記です。昨日の今ごろは、「ファイターズ讃歌」を歌ってたか、あるいは「輝け未来へ」か。「時計台の鐘が鳴る、で始まる歌もいれてくれー」と言うと「時計台の鐘」っていう、全然知らない歌が流れ出した。すぐ「GO!GO!ファイターズ」に変えさせたけど、「時計台の鐘」って、どんな歌だ!

「何で泣かないの」「涙が見たかったなあ」と、祝勝会の2次会に「拉致」した後輩6人から言われた。実は、試合中、涙がこぼれそうな場面があった。8回表ソフトバンクの攻撃。カブレラに3ボールとした場面で、札幌ドームのスタンドがざわざわ。さらに、四球を出してしまった時には、「がんばれ八木コール」が沸き起こった。ここで、こみ上げてくるものがあった。なんて、すばらしいファンなんだろう。まぶたの裏まで、涙が伝わった。いかん、このままじゃ、優勝が決まった時には、必ず泣いてしまう。恥ずかしいからと、この瞬間から気持ちを「冷静に」と、必死に自分の本心をコントロールした。男たるもの、人前で涙を見せるわけにはいかない。

泣けなかったのには、もう1つの理由もある。サヨナラの瞬間に乗り遅れたのだ。新庄に回るのなら、二死満塁の場面しかない。そんな出来すぎたシナリオは、と思っていたら、稲葉の打球はセカンドがセーフ。「うわっ、新庄だ」と叫んでテレビ画面から目を離した瞬間に、ヒチョリがホームに向かってた。セーフ? えっ? 優勝!? 周りの歓声から、明らかに1歩、遅れた。だから、1歩離れたところから、歓喜の瞬間を見ることになってしまった。

しかし、今、VTRを見直し、日本ハムの優勝を1面で伝えなかったデイリー以外のスポーツ紙を読み直して、感慨に浸っている。「札幌に移転して良かった」。このフレーズが、どの紙面にも記されている。9回裏の攻撃に入る、札幌ドームの雰囲気は、素晴らしかった。ヒチョリの四球は、GAORA解説の光山さんも言ってたけど、ファンがもたらしたフォアボールだ。7月以降の驚異的なホーム勝率。さらに、4万1000人以上入った試合では、8戦負けなしだという。それも、大いにうなずける。何度も言うけど、札幌の、北海道のみなさん、本当にありがとう。30年以上前からの日本ハムファンを、こんないい気持ちにさせてくれて。わたしは、北海道が大好きです。新婚旅行も北海道でした。襟裳岬も、納沙布岬も、宗谷岬も行きました。突端は、てっぺんです。ファイターズが、てっぺんに立てました。伊集院光さんの特番は、思いがこもってて良かったなあ。

だから、札幌ドームで感動を共有したかったなあ。やっと、電話がつながって取れた席は、三塁ベンチのすぐ上、18列だった。すごい世界だったんだろうな、なんて言っても、しようがない。優勝すれば、人生観が変わる、と、どっかの新聞に書いてあった。25年ぶりの優勝で、わたしのネガティブ人生とも、おサラバだ。日本一になる。その瞬間を、札幌で見届ける。前夜祭の3戦、その瞬間の4戦、予備の5戦、全部この目に焼きつけてやる。

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2006年10月13日 (金)

優勝!!

ファイターズ、優勝!!

こうなってみれば
わけ、わかりません。
喜びを、どう表していいか、知りません。

会社の人から「なんで、喜ばないの?」
って、聞かれたけど、25年ぶりだから分かんないんです。

ずっと、こんな感じです。

今、祝福の会から
帰ってきました。

野球好きの三男と話そうとしたら
学校へ、行っちゃったし。

カミさんは、話を聞いてくれないし。

昨日の試合の感想とか感激とか書きたいけど
酔っ払ってて、それどころじゃないし。

札幌ドームの応援に、
感謝もしたいし。特に9回裏!!

でも、この時間までお祝いをしてくれた人たちに
ありがとう。

江尻くん、君のキャラはいいけど
「お久しぶりです」って
ビールかけに出てくるのは、微笑ましいけど
いかがなものか。

わたしも、もう何時間も寝れませんから
寝ます。

最後に

万歳!!!

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2006年10月12日 (木)

きょう決めろ

いやー、よく勝った、って、いつも同じ書き出しか。語彙がないねえ。でも、そんな言葉しか、浮かばない。よく、勝ってくれた。ダルビッシュが、勝利を決めた150キロ直球は、昨年の駒苫・田中が優勝を決めた瞬間を思い出した。もう1度、3時間27分を振り返りたい。そう思って、家に帰ってGAORAをつけたけど、放送休止…。再放送してくれよ。でも、今日にでも、優勝するんだ。もう、今から落ち着かない。25年ぶりだもん。

25年前の優勝の瞬間を、思い出そうとした。でも、思い出せないんだよねえ。日本シリーズで、五十嵐信ちゃんが、ピッチャーフライに打ち取られ、江川が万歳したシーンは、はっきり覚えてるんだけど。ネガティブなんだなあ。後期優勝の瞬間も、あの時はプレーオフだったけど、その瞬間も覚えてない。川崎だったか、後楽園だったか。われを忘れていたんだろう。

そうだよなあ。前回もプレーオフだった。よく、プレーオフ制度の功罪を言われるが、今年の制度ほど、よくできたものはないと思う。1位チーム1勝のアドバンテージも、日程も理にかなったものだ。昨年までの制度は、ひど過ぎた。5ゲーム差をつけないと、1勝できないなんて、1位チームには不条理すぎる。一昨年のダイエー、昨年のソフトバンクはともに4.5差で、5差の壁に阻まれた。だから、ルールを改正すれば、今年のソフトバンクは結果的に4.5差。昨年のルールなら、アドバンテージはなかったのに。申し訳ないが、お気の毒と言うしかない。ルール改正を訴えて、自分の首を絞めちゃったかな。

第1Sの1戦、2戦を投げた投手が、第2Sに登板できないルールもいい。投げようと思えば、今日の斉藤のように、無理するしかない。中4日の斉藤なら、打てるだろう。やっぱり、136試合を戦った1位が1番偉いんだから。2位、3位チームにとって、プレーオフは敗者復活戦。同じ条件で戦おうなんて、虫が良すぎる。さらにハムは第4戦の先発がいないんだから、もつれ込めば、とんでもないことになってた。

2位なのに第2Sに進めなかった西武には酷だけど、3試合すべてホームでできるアドバンテージを生かせなかった自分の責任だ。ビジターチームのウエーブを起されるようじゃ、いけない。東京ドーム時代のハムもそうだったけど…。でも、今のハムには、何よりの味方、札幌ドームの4万人を超える援軍がいる。心強いよなあ。でも、稲葉に対する声援は、大きすぎるんじゃないかなあ。GAORAもBS1も、センターカメラが大揺れだったもん。重圧が内野フライ4つに、なったんじゃなきゃいいけど。

今日、優勝するんだよなあ。札幌のファンの前で、優勝できるんだよなあ。もう、このまま行くでしょう。昨日の初回のダルビッシュのように、今日の八木が平常心を失うとは、考えにくい。でも、油断は禁物だ。最後の1球が、誰かのミットに納まるまでは、緊張感を保ちましょ。でも、きょう決めてくれ。福岡に戻ると、ややこしくなるから、今日、札幌で決めてくれ。もう、タイトルのダジャレも思いつかない。優勝の瞬間に、オレはどうなっちゃうんだろう。また、我を忘れそうだ。

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2006年10月11日 (水)

北海道ホワイトカレーで白星いただく

勝手に「夫婦愛」だと解釈した。いつものように、深夜3時に家に帰ると、カレーのにおい。「そうか、カレーか」と喜び勇んで鍋のふたを開けると、白い…。シチューかなあ…でも、そこまで白くないし…もしかしたら、カレーシチューか!

子どもの頃、好きだったよなあ。ハウスの「カレーシチュー」が復活したのか。でも今、どこのスーパーにいってもなくなったのは、なんでだろう。給食でも、カレーシチューって、よく出てた。まだ、米飯じゃなかったから、カレーライスが出せない代わりだったのかもしれないが、おいしく好きだった。カレーうどんも、よく出てたなあ。

カレーシチューじゃなかった。台所のゴミ箱に、ハウス「北海道ホワイトカレー」の空き箱を見た。なんだかんだ言っても、子どもより夫だよ。今日から、プレーオフ第2S日本ハム対ソフトバンク。ソフトバンクファンの中2長男は、第1Sの2戦を西武ドームで観戦して、興奮していた。翌日も勝った。ソフトバンクは札幌へ行く。わたしも行くはずだった。

が…仕事から抜けられなくなった。だから、昨日はウサ晴らしに飲んだ。カミさんは「良かったねえ。アンタが北海道に行く金が浮いたけん、その金で、なんば、してくれると」と、朝6時に帰ったわたしに、飛びっきりの笑顔を見せた。「アホか。今、飲んできた」と言い、コンビニで買ってきたウーロンハイを飲み、「これくれよ」と、朝飯を食ってた長男のウインナーをつまんだ。「アンタ、なんすると」とカミさんは怒ったが、長男はニコニコしている。よほど第1S突破がうれしかったのだろう。日刊スポーツに没頭している。そのそばで、「残念やねえ、北海道に行けんくなって」とカミさんが、また笑った。

でも、「北海道ホワイトカレー」なんて、初めてだ。今日から始まるプレーオフ第2Sの、日本ハムの白星を願ってのことだろう。福岡出身だというのに、なかなか味な真似をするじゃないか。よし、白星をいただこう。面倒くさいから、福岡に遠征するなんて、やめよう。ソフトバンクの進出が決まった瞬間に、歓声を上げたハムナインの行動は気になるが。確かに西武よりは戦いやすいだろうが、勢いは侮れませんよ。ナメちゃ、ダメです。日本シリーズこそ、わたしを札幌に行かせてくれ!! しかし、せっかく取れたプレーオフのチケットが、宙に浮いてるのが、もったいないなあ。

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2006年10月 2日 (月)

夢がモリモリのはずたったろうに

 レギュラーシーズン優勝の興奮もさめやらない29日に、日本ハムが早くも戦力外通告を行った。対象は、井場、横山、矢野、佐々木、岩下の5投手と、外野手の森。毎年のことだが、心が痛くなる。と、同時に、いろんな思いも募る。

 残念なのは矢野だよなあ。高卒1年目の97年に2勝を挙げていらいの白星は、獲れなかった。チャンスは、あったんだよなあ。昨年、8年ぶりの白星がつかめたはずだったのに。昨年の6月22日のロッテ戦だ。マイケルが3勝目を挙げた日と覚えてたから、すぐに調べられた。日本ハム公式ページのスコアボードを見てみると、ずっと1点リードで推移していた試合を9回、幸雄さんの3ランで決着をつけ、9-5で勝利している。

 この試合、3回以降はロッテにリードを許していない。ただ、先発の正田は4回途中(投球回3回1/3)得点5-3、1死二塁のピンチを残してマウンドを降りているから、勝利投手の権利はない。ということは、その後の救援投手で、勝利投手の「取り合い」となるわけだ。

 正田がつくったピンチを救った矢野が抑え、1回2/3を投げた。その後、トーマス1回、橋本1/3、マイケル1回2/3、と小刻みにつなぎ、最後は横山が9回の1イニングを締めた。こういうケースでは、勝利への貢献度が高い、リードを保つのに最も有効な投球を行ったと公式記録員が判断した投手に白星が与えられる。とはいえ、客観的な基準が必要だから、まずは投球回数を優先し、同じ場合には投球内容に踏み込む。この試合の場合には、矢野とマイケルが並び、失点もともに0。ならば被安打はというと、矢野1、マイケル0。よってマイケルが勝利投手となったようだ。

 矢野が、あと1アウトを取っていれば、マイケルがヒットの1本でも打たれていれば、と思う。というか、勝利への貢献度で決めるんなら、矢野だよ。序盤の、どっちに転ぶか分かんないピンチを抑えて、流れを相手に渡さなかったんだから。ぶっちゃけて言えば、公式記録員が勝利投手を決める試合なんて、そうないんだから、矢野にすれば良かったんだ。誰からも、文句は出ないだろうし、8年ぶりで話題にもなる、なにより本人が喜んだはずなのに。

 あの時は、矢野もこんな投球をしておけば、近いうちに勝利投手になれる、と思っていたが、いい投球を続けていても、先発投手が権利を得た後ではその機会は訪れず、逆に4年ぶりの黒星がついてしまった。7月後半には2軍落ち。秋に横須賀で見た時は、制球もキレもほかの投手とは段違いの投球だったが、1軍に戻ることはなかった。今年、サイドスローに転向したと聞き、また変な真似を、昨年のフォームで復調したのに、とイヤな予感はしていた。今年は1度も見てないから軽々には言えないが、やはり失敗だったか。もう1度、勝利投手の味を感じてほしかった。あの6月22日が、返す返すも惜しい。

 佐々木もなあ…。上田監督時代には、先発ローテに入ってたのになあ。気合がほとばしるタイプで好きな投手だった。制球難は克服できなかったか。

 井場も制球難がなあ。岩下には申し訳ないが、あの球威では無理だった。

 横山は、どうしたんだろう。一昨年の最優秀救援投手を簡単に切るなんて。去年、ヒルマン監督が、中途半端な起用法で潰しちゃったよなあ。本当に不調ならともかく、新聞によれば本人は「今年は良かった」と言ってるらしいから、解せない。来年も、今年のように、ブルペンがうまくいけばいいけど、経験ある右の救援は必要だと、思うけどなあ。

 森(ショーゴー)は、2軍戦で見て落胆した。ずいぶんと太っちゃって。普段の練習姿勢がわかるってもの。あれじゃ、打てない。高校時代のすごさを目の当たりにしているだけに、寂しかった。昨年、ハムに大物外野手がきた
のタイトルで記事を残したから、余計に残念だ。小谷野が、そんな体型に近づこうとしているみたいだけど、大丈夫かな。心配だな。

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