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2006年9月30日 (土)

おーい、北海道

 優勝を決めた3日前は職場の仲間が祝勝会を催し、2日前は家族が祝勝会を開いてくれた。おかげで、2日間、ヘロヘロ、ボロボロでした。でも、うれしいなあ。優勝を決めた瞬間に、気がつかなかったけど、メールが2通入っていた。母親とカミさんだ。男はいつになっても、2人の女性に支えられてるのね。祝勝会は2席とも盛り上がり、でも職場の会では、1万円を財布から出し、家庭でも「パパ、払っといて。うれしかろ。なら、払っとき」と1万4000円。これって、ホントに祝勝会なのか。

 まあ、いいや。会社でも、大勢から「おめでとう」と声をかけられ、最初は「優勝したわけじゃないから」とか「これで、優勝できなきゃ、つらいよね」などと言ってたら、祝勝会を主催してくれた後輩から怒られた。「1位ってのは、一番強いんだから。昔で言う優勝なんだから、喜べばいいじゃん」。それでも、「1位になれたのは、プレーオフ制度のおかげだし、3位3位と言ってたら1位になっただけだし」と返すと「今、ハムが一番、強いじゃん。どうして、喜べないかなあ。なんで、そうネガティブなの」と、さらに批判の声。しようが、ないんだよねえ。ハムのファンを30年もやってると。必ずマイナス志向になってる。1人だけ、北海道人がいたので「いいなあ。3年で優勝してくれて。オレなんて、ハムの日本シリーズを見たいから大学進学で上京したのに、ついに1回も見られなかった」なんて、ひがんでしまった。

 あいさつに並んだナインを見て、あらためて感じました。いわゆる昔のハムの選手は、前の大社オーナーの遺影を囲んだ3人、幸雄さんと金子と小笠原だけだった。金村はいなかったし、賢介もヒチョリも信二も、北海道で表舞台に出た選手だから。チーム名こそ変わってないけど、一新したんです。

 祝勝会でも「北海道に移転して良かった。北海道に行ったからから優勝できた」と、みんなが結論を出してました。その通りです。その場には1人しかいなかったけど、北海道人に、心から「ありがとう」とお礼を言いました。弱小だったチームを、温かく迎え入れてくれて。よく、ホークスのファンの応援はスゴイって言われるけど、決まった応援歌やポーズを、ただ義務のようにやってるだけ。ロッテのファンが日本一と言われるけど、熱狂的な人が確立したあの世界に入っていけない人もいるのでは。その点、日本ハムは、お仕着せでもなんでもない。老若男女だれでも、自然発生的に声を出し、手を振り、メガホンをたたき。セギノールが勝ち越し弾を放った直後の稲葉の打席では、中継していたGAORAのセンターカメラが揺れてましたもん。さらに「イナバーッ」の声のデカイこと。ありきたりですが、テレビの前で感動しました。涙が出そうに、なりました。ヒルマン監督じゃないけど、札幌ドームのファンは、北海道のファンは「世界一」です。このブログも、北海道からアクセスしていただく方が多くって、昨日は6割以上が、そうでした。ホント感謝しています。

 わたしも、早く、その世界で応援したい。一昨年より、去年より、すごいのでしょう。早く、体感したいです。居ても立ってもいられません。プレーオフが、日本シリーズが待ち遠しい。早く行きたいよお。北海道に。

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2006年9月28日 (木)

一意専心

 もう、こうなりゃ、1位しか、ないでしょ。

 今日は、書けません。みんなが、お祝いをしてくれて、今、帰ってきたから。

 お祝いをしてくれるなんて、うれしいよね。ここで、失礼します。

 パの本当の1位に向かって、戦います。ありがとうございました。

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2006年9月27日 (水)

落ち着かないけど落ち着け

○日本ハム8-0ソフトバンク

 何を書いたらいいんだろう。戸惑ってます。正直、1位はあきらめてました。ロッテ戦の連敗で、いいようもない焦燥感に陥りました。そこに、金村の放言。相当な怒りを感じました。でも、選手は、たくましかった。この団結力、この勢い。どうしたんだ。自分たちが進むべき道をまっすぐにみつめ、あんな大きな障害を、簡単にはねのけてしまった。災い転じて福、どころか、今、戦っている選手には、とるにたらない事象だったのかも。

 そんな選手を応援してくれたのは、八木も金子も言っていたように、札幌の、北海道のファンの力でしょう。初回から1球のストライクに大歓声。テレビを通じても、はっきりと分かりました。7回、鶴岡のバントが転がった瞬間の大歓声には、ホント驚きました。まだ、成功もしていない。でも、満員のファンは、バットに当たったところで成功を確信し、拍手を送ってる。失礼な言い方かもしれませんが、本当に野球を知っている応援団が、ついているのですね。ビッグイニングを作り上げたのは、札幌のファンです。日本ハムのファンになって30年。こんな、心地よい気分は初めてです。

 やっぱり、ホームが必要なんだ。東京時代には、そんな場所をつくってあげられなくて、ごめんなさい。いつも、ビジターチームの声援が多い空間じゃあ、選手も本当の、底にある力は出ませんよね。それを、たった3年で、札幌のファンは、万年Bクラスだったチームの負け犬根性を払拭させてくれるどころか、精神力の強いチームにしてくれた。感謝を通り越し、敬服しています。

 もう、大丈夫でしょう。あの重圧に弱かった、東京時代の姿はない。1位通過を信じていい、いや、しなきゃならない。昨年までは2位チームが日本シリーズに進出しましたが、今年のルールは1位が行けるように改正された、と言ってもいいでしょう。1位と2位では、ハムの投手事情や、相手となる西武やソフトバンクの事情を考えても、雲泥の差があります。1位こそが、シリーズへの最大の近道。その瞬間が近づいていると思うと、落ち着きません。

 でも、武田勝は落ち着いてもらわなきゃ。きっと、大丈夫だ。いつものように、ひょうひょうとした冷静な投球で、満員札止めの札幌ドームを、沸騰させてくれるはず。ああ、もうすぐだと思うと、やっぱり寝れないかも。

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2006年9月26日 (火)

許してあげても…

 厳罰って報じられてるけど、そうなのかなあ。日本ハム球団が、エースだった金村に対する処分を発表した。罰金200万円と、プレーオフ終了までの出場停止だとか。200万なんて、2億以上もらってる男には、小遣いみたいなもんだろうし、プレーオフ出場停止だって、本人が「自分は投げないんじゃないですか」と言ってた通りになっただけのこと。登録抹消も、「顔も見たくない」っていう願いが、そのままだ。交代を告げたヒルマン采配を「非情」と伝えた新聞もあったが、非情でもなんでもない、交代が遅すぎたぐらい。「温情」を、エースと思い込んでいる投手が、気づかなかっただけだ。

 なんて、嫌味っぽい言い方は、このぐらいにして、謝ってるんだから、許してあげてもいいんじゃないかなあ。確かに重すぎる放言ではあったけど、本人も、それに気がついたんだから。

 わたしなんて、酒の席の翌日は、おわび行脚だ。気が大きくなるのか、暴言を吐き、悪態を突き。1回や2回じゃない。

 ついこの間も、福岡に出張した際、会社の上司や先輩や後輩、だれかれ構わず当り散らし、挙げ句、雨の降りしきる中洲の路上でも先輩に絡み、最後には1人、博多の路上でフラフラになっていた。翌日、ホテルで目を覚ますと、一張羅のジャケットがない。1軒目の居酒屋にもない。2軒目のスナックに確認しても「腕に持って出ていきましたよ」。その後の、中洲の路上か、タクシーか、博多の路上か。タクシー協会に電話はしたけど、いまだに、見つかりましたの連絡はない。折りたたみの傘は、持ってたんだけどなあ。なんで、ジャケットを持ってないのかなあ。東京に帰って、カミさんにメチャクチャ怒られ、それでも次の会合に着ていく服がないからと、紳士服のAOKIで買ってもらって行った席で、また暴言。そこは、カミさんも一緒だったから、翌日には突き刺さるような怒りが飛んできた。あれから5日、まだ、しこりは取れない。

 まあ、わたしは酔っぱらってのことだけど、金村は酔っぱらってなかった。金村の発言を聞いたカミさんは「なん? 酔っぱらっとったと?」と聞いてきた。さらに、「アンタ、わたしが、おらんところで酒ば飲んだら、ぶっ飛ばすけんね」だって。ああ…

 でも、金村の、その時の感情は、降板直後の投手なんて興奮状態にあるんだから、酔っぱらいの感情と一緒だろう。許してあげても、いいんじゃないかな。殊勝に頭を下げてるんだから。理不尽な行動だったけど、本人は自分の今の立場が分かってなかった。大人のやることじゃなかった。それに気付くのが遅すぎたんだ。でも今、気がついた。ならば、同じ過ちは繰り返さないだろう。

 プレーオフや日本シリーズに向けて、金村の投げないハムの戦力ダウンを言われるが、それもないだろう。今の金村、投げさせても確率的には負けるんだから。橋本でも立石でも、だれでもいい。須永でも正田でも江尻でも鎌倉でも、なんなら木下でも、2軍にはいくらでもいるだろ。金村が投げる試合と、勝率はそう変わらないはずだ。

 金村は改心して、投球も昔に戻ればいいのに。アウトローに、ボール3分の1をコントロールできるピッチャー。そんな金村に戻ってくれ。金村も災い転じて福。明日からソフトバンクとの大“二”番を控えたハムも、そうなってくれ。このまま負けて3位に終わるんじゃ、このシーズンは何だったんだ。1位へ連勝。西武は1つ負ける。他力に頼るしかないのは思うにまかせないが、とにかく、周囲に「やっぱり、あのせいで」と言わせないでくれ。

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2006年9月25日 (月)

「許さない」なら、どうするのか

●日本ハム4-8ロッテ

 この大事な時期に、一応ハムのエースと呼ばれていた投手は、何を言い出すのだ。呼ばれていた、と過去形で書いたのは、この瞬間から称号をはく奪したから。日本ハム金村の放言を、各社ホームページが一斉に報じ始めた。「絶対許さない。外国人の監督だから個人の記録は関係ないのでしょう。顔も見たくない」と試合後、監督批判を繰り広げたとか。

 思い上がり、というか、考え違いも甚だしい。怒りの対象は、あと1人で勝利投手の権利を得る、4回3分の2で交代を命じられたことで、個人記録とは、5年連続の10勝と、6年連続の規定投球回数到達らしい。放言男に回答すると、チームの1位を最優先に戦っているこの時期に、個人の記録は関係あるはずもない。

 だいたい、降板した場面だって、2死とはいえ満塁じゃないか。5回裏のマウンドに上がれたことの方が、不思議なぐらいだ。4回まで、あんなフラフラな投球をしてるのだから、5回表に2点を追加し4‐1とした場面で、本当にチームの勝ちだけを優先するなら、その裏から投手交代だ。それをしなかったのは、金村に勝ちをつけようとした、ヒルマン監督の気遣い、思いやりじゃないか。それを理解しようともしないで、敗戦の理由が自分にあることには気がつかないで、恩を仇で返すような真似とは、あきれるしかない。最近は、何とか再生させようと、打力の低下を覚悟しながら、中嶋をスタメン捕手として、つけてもらってたじゃないか。エースとしては、恥ずべきことだろう。何かを言える立場、状況ではないのに、この大詰めで、チームの勝ちより個人記録なんて思って投げてるから、あんな投球しかできないんだ。最近の不安定な理由が、納得いった。

 残り試合は2。2位の座も危なくなってきた状況で、チームは一層、一枚岩にならなきゃいけない状況に、身内が亀裂を生じさせて、どうしようってんだ。ソフトバンクに2連敗でもすれば、かなりの確率で3位に落ちてしまうんだよ。そしたら、みんなの悲願だった、プレーオフの札幌開催がなくなってしまうんだよ。あまりにも罪の重すぎる放言だ。頼りないながらも、好感を持って応援してきた選手だから、残念でならない。今日にも登録抹消、練習参加も禁止だそうだ。「顔もみたくない」望みは、かなったか。

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2006年9月24日 (日)

かねて用意のエースの登板

●日本ハム4-5ロッテ

 地下鉄の車内で、思わず大声を上げそうになった。PHSの速報画面、日本ハム2-4ロッテが、日本ハム4-4ロッテに変わった。「うそーっ、追いついたのかよ」。でも、次の駅で、その画面は日本ハム4-5ロッテ(9回裏1死)に変わった。9回裏1死って…サヨナラ負けじゃん…。聞けば、9回裏は武田久が続投し、ピンチを招いてマイケルに交代したとか。アタマから、マイケルじゃ、なかったのか。

 確かに、ハムの10回表の攻撃は下位打線から。9回裏を武田久で抑えて、10回をマイケル。そして11回に勝ち越し、って青写真も分からないでもない。でも、この佳境だからこそ、攻めの投手起用をして欲しかった。

 ダルビッシュは、苦手の屋外で、よく投げた。でも、この状況で、それじゃダメだ。2点のリードをもらったら、それを守らなきゃ。攻撃だって、追いついたら勝たなきゃ。9回、小笠原は犠飛じゃ、ダメだ。ヒットでつなげば、セギノールのホームランは勝ち越し。ならば、9回裏のアタマからマイケルが出てきて、逃げ切ってただろう。小笠原は、3回の好機にも、併殺に倒れた。この回が、ビッグイニングになっていれば、楽に勝ってたろうに。

 まあ、たらればを言っても仕方ない。昨日はハム2-4、西武1-3、ソフト3-3まで見て家を出た。西武が負けるんなら、まあいいか、ソフトは下だし、と思っていた。でも、西武は勝った。状況は1日、どころか1イニングで一変する。この段階では、今の順位、1位西武、2位ハム、3位ソフトが最終順位になるのだろう。でも、今日西武が負け、ハムが勝てば、状況はまた、一変する。最終順位は、ハム1位、西武2位だ。ただ、考えたくもないが、ハムが負け、ソフトが勝てば、その差は1。ボーダーラインの1.5差以内に入ってしまうから、2位ソフト、3位ハムになってしまう。

 そうならないためにも、今日の金村にかかっている。今や、八木、ダルに次ぐ3番手の存在だけど、一応「エース」の称号は、外れてはいない。ここぞの試合で勝つのが、ガラスのエースでも、傷だらけのエースでも、エースはエース。なんでも、ダルと違って千葉マリンに、相性がいいんだとか。ならば、頼んだよ、エース金村!

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2006年9月23日 (土)

マジックナンバーのマジック

○楽天1-0西武

 この、西武の負けは大きかった。しかし、ノムさん、やめてくれないかな。ここぞの場面に、代打の代打「オレの息子」(このフレーズ、わたしの後輩からいただきました)は…。1死三塁で、完全なボール球をハーフスイング三振する打率1割2分の右打者より、左対左でも、3割近く打ってる関川の方が、可能性があるでしょ。この間も憲史に代えて「オレの息子」で失敗したでしょ。

 まあ、それはともかく、楽天勝利の瞬間に、ハムは首位とはいいながら、目の前で、もやのような存在だった「暫定」が取れた。西武の自力1位が消え、ハムに自力1位の可能性が復活した。試合数や引き分けの差で、勝率の微妙な差で争っていた3チームが、初めて同じ土俵に立てた。

 引き分け数の関係で、日本ハムは西武に1ゲーム差以上をつけなければ、最終的に1位にはなれない。今、残り試合はハムも西武も「4」で、ゲーム差は1。ならば、残り試合がハムと西武と同じ成績なら、ハムが上に行く。だから、自力1位の可能性が出た。

 同じ理由で、ソフトバンクには1.5ゲーム差以上をつけなければ、ハムはソフトバンクの上にはいけない。今は2ゲーム差。残り試合は、ハムの「4」に対してソフトバンクは「5」。この差の1をソフトバンクに勝たれても、1.5差にしかならない。残りの「4」をソフトバンクに対しても、同じ成績でいけば、順位は上回るわけだ。

 日本ハムは、今季初めて、両チームに対して優位に立てた。正真正銘の首位だ。この3チームの直接対決がなければ、ハムに1位へのマジックナンバー「4」が灯るはず。だが、点灯しない。ハムとソフトバンクが2試合の直接対決を残しているから。ソフトバンクが、その2試合を連勝すれば、ハムの上に行ってしまう。マジックナンバーは、自力で全チームを制圧しないと、出ないものらしい。

 各チームの1位条件を出してみると

 日本ハム:4戦4勝
 西武:4戦4勝でハムの1敗
 ソフトバンク:5戦5勝で西武の1敗

 日本ハムは自力で1位にはなれる。だが、ソフトバンクは自力で西武は超えられないが、ハムなら超えられる。西武は自力でハムは超せないが、ソフトバンクは超せる。大接戦ならではの、3すくみ状態だ。

 などと、グダグダ言ったけど、残り試合を3チームが同じ成績なら、今の順位どおりでレギュラーシーズンは終わる。つまりは、ハムの1位。でも、昨日の西武の用に、1人だけ1敗でもすれば、状況は一変するわけだ。どのチームも負けられない。

 だから今日の試合、日本ハムの先発はダルビッシュでいいのかなあ。屋外には、めっぽう弱い投手だ。確か、早々にKOを食らった函館の試合以来、屋外の登板はないんじゃないか。今日の千葉マリンの初戦は、金村でいっといて、2戦目は武田勝に中4日で頑張ってもらう。そして、ソフトバンク2連戦に、満を持してダルと八木の両看板がいいんじゃないか、と思うけどなあ。

 ヒルマン監督は、ローテを崩すつもりはないらしい。それはそれで、ポリシーを持ったいい戦い方だろうけど、ちょっと、心に引っかかるんだよなあ。でも、初志貫徹がいいと信じよう。きょうは、あと8時間後から、3球場のはしごで、大変だ。

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2006年9月20日 (水)

首位は周囲の喧騒に惑わされるな

○日本ハム2-1楽天

 ともあれ、勝ってよかった。実は、昨日からイヤーな予感はしていた。でも、その予感が当たったら困るから書かなかった。

 昔っから、日本ハムというチームは、とことん重圧に弱いチーム。大一番には、ことごとく負けてきた。今回も、首位という事象に注目度が増し、その座を守ろうとして、金縛りにあうんじゃないかと。ただ、相手は楽天だから、重圧を感じながらも、勝ってくれるんじゃないか、と楽観視もしていた。

 案の定だった。1回の攻撃はよく見てなかったけど、バントを失敗したような賢介の姿が見えたな。その後、併殺を食らってた。一昨日のように、結果オーライは、そう続かない。武田勝も、いつもの制球もキレもないし、球が上ずっている。スクイズを失敗してくれたから、いいようなものの、楽天打線じゃなきゃ、つかまってたろう。

 しかし、頼りになるのは、救援陣だ。押本は顔つきが変わって、頼もしくなった。マイケルなんて、目を離したスキに、試合が終わってた。さらに、打てない中でも、クリーンアップはさすがだ。併殺はあったけど、セギノールは打点も挙げたし、併殺後の稲葉の適時打は値千金だ。これからは、こんな重苦しい試合が続くだろう。失点は最小限に抑えて、少ないチャンスを生かせば勝てることを、楽天相手とはいえ証明してくれた、価値あるゲームだった。

 しかし、ソフトバンクの負けは、痛いなあ。西武に1位マジック5が点灯してしまった。ハムも自力1位消滅の、道連れにされたようなもんだ。もし、ソフトバンクが勝ってれば、西武にハムは1.5差をつけ、西武は1位争いから後退。ソフトバンクは1差で食らいついてるけど、ハムの1位通過へは直接対決の2戦をたたけばいいこと。なのに、西武が勝ったことで、1位通過の道が、相当に狭まってしまった。

 最終的に、西武には1ゲーム差をつけなきゃ勝てないから、今の0.5差リードは、逆に0.5差をつけられてるのと一緒。ソフトバンクには1.5ゲーム差をつけなきゃ勝てないのだから、今の2差は、実質0.5ゲームをリードしているに過ぎない。
 
 つまり、実質は1差の中に3チームがひしめいていて、ハムはその間にいるだけ。首位の重圧なんて、感じる必要もないのだ。

 まあ、楽天という低い壁でも、重圧をおしのけて超えたのは大きい。土曜日のロッテ戦からは、平常心で戦ってくれるだろう。でも、ダルビッシュは屋外に弱いんだよなあ…なんてネガティブな発想はやめよう。しかし、一昨日の1位で、高校生ドラフトの指名順が12番目になったのは、納得いかないなあ。分不相応ってもんだ。

 いや、ここばかりは堂々としていよう。首位なんだ。そうだ。重圧を乗り越えたんだから、今度は、暫定でも名目でも、首位の力を見せてやれ。さげすむ輩には、「だって首位だもーん」とあしらうぐらいの強さを見せろ。頼んだよ、2戦目先発予定の「エース」金村くん。

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2006年9月19日 (火)

根がネガティブなもので…

○日本ハム2-0楽天

 やっぱり、この響きはいい。「首位」だ。5月19日以来、約4カ月ぶりだ。単独となると、5月13日以来。この時期に、4カ月ぶりで首位に立つなんて。このまま、優勝、今はプレーオフがあるから、1位で通過すれば、史上もっとも少ない首位在位期間での優勝(1位)じゃ、ないだろうか。いや、今年のソフトバンクは、ことごとく1日天下だったから、いい勝負かも。その意味でも、今年のパは、西武のためのペナントレースだったはずなのに。西武ファンの心中や、いかばかりか。

 なんて、ハムファンが浮かれてちゃ、いけないのだ。この首位を、手放しで喜んでちゃいけない。いつの間にか、日本ハムの試合消化は、西武、ソフトバンクより1試合、多くなっている。この1試合を勝ったから、僅差で首位にいるだけだ。条件を一緒にして、つまり西武もソフトバンクも勝って試合数が一緒になれば、西武とはゲーム差がなくなり、勝率で抜かれる。ソフトバンクとは、ゲーム差で0.5勝ってても、勝率では負ける。つまり、いまの首位は、サッカーでいうところの「暫定」に過ぎない。実質は3位なのだ。昨日から、東京のスポーツ紙も、ニッカン、スポニチ、サンスポと、日本ハムを1面で展開し、首位の今日は、もっと増えるだろう。信じられない世界だ。でも、そんな現象に、フワフワしてちゃいけない。

 さらに、ここにきて、昨日、一昨日の拙攻が気になる。一昨日は勝ったとはいえ、19安打も放ちながら6点しか取ってない。昨日だって、1、2回で4、5点取ってもおかしくないのに、1点だけ。3回以降を見れば分かるように、岩隈のような一流投手がそれなりの投球をすれば、ヒットを打つのさえ難しい。ならば、今季の武器、送りバントを決めなきゃいけないのに、この2試合で6度は失敗してる。もう1度、徹底してバントの練習をするべきだ。

 なんだか、首位に立った瞬間に、ネガティブな思想ばかりが生まれてしまった。それもこれも、25年間、裏切られ続けてきたからだろう。重圧に押しつぶされ、ここぞの場面では、いつもモヤモヤばかりの思い出しかない。昔からの日本ハムファンの、悲しい性なのだ。

 でも、今のファイターズは生まれ変わったんだ。たまたま、ここ2試合は、うまくない試合運びをしただけで、以前のハムなら負けていた。でも、今は勝ってるじゃないか。この佳境の時期に、内容なんてどうでもいい。勝てばいい、それを今のファイターズは実践してくれてるじゃないか。あと5試合しかないのに、首位だからと浮かれている選手はいないだろう。投手陣を引っ張っている八木やダルビッシュや、きょう先発する武田勝に代表されるように、日本ハムは名前こそ変わってないけど、生まれ変わったんだ。さらに昔と違うのは、今は確固たるホームタウンがある。誰が応援してくれているのか分からかった、変わり者しかファンにならなかった、東京時代とは違う。あの、札幌のファンのためにと思えば、邪心など入るスキもないだろう。本拠最終戦のチケットは、完売したとか。すごいチームに、なったもんだ。

 書いているうちに、だんだん心が高揚してきた。さっきまでの、マイナスベクトルの発想はなくなった。首位は首位らしく、ドシッと構えて、ペナントレースもプレーオフも突破してくれる。25年ぶりの日本シリーズへ、突っ走るんだ。

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2006年9月18日 (月)

台風が逆風にならなきゃいいけど

○日本ハム6-5ロッテ

 勝って良かった。勝たなきゃいけなかった。でも、勝ち味が遅いなあ。でも勝って良かった。引き分けや負けじゃ、とんでもない不利な状況に追い込まれるところだった。紺田の足は、速かった。代走を要求した、新庄の「名采配」だったか。

 眼下の敵、ソフトバンクは台風で試合中止。これは、不謹慎な言い方を許してもらえば、ソフトバンクには追い風だ。この試合の先発は杉内だった。今の杉内は、勝ちが計算できる投手じゃない。その試合を中止で逃れ、28日以降に予想される振り替え試合は、和田の先発が濃厚だという。ソフトバンクは、負けるかもしれない試合を一転、勝ちを計算できる試合に変貌させた。

 さらに、この負けるかもしれない試合の後、本来なら所沢への移動が待っていた。試合を終えてからの移動は、欠航が相次いだ航空機では不可能だった。となれば、試合当日の朝、所沢への移動を余儀なくされた。相手の西武は、本拠で満を持して待っている。ヘロヘロのソフトバンクを撃破するのは、簡単だったろう。つまり、ソフトバンクは2敗の危機を回避し、2勝の可能性も生まれたのだ。

 一方の日本ハム。今日は、福岡から仙台に、新幹線で8時間をかけて移動してきた楽天が相手。先発は八木だから、確実に勝っていただろう。しかし、今日の仙台は雨予報。大いに中止の可能性がある。楽天が、息を吹き返してしまうかも、しれない。まあ、それでも負けはしないと思うけど、勝つ確率が、少しばかりとはいえ小さくなってしまったか。

 なんて、この期に及んで、机上の空論をしてても、しようがない。昨日した、数字の話も、同様だ。ここまでくれば、勝って勝って勝ちまくる。ファンは、そうなるために、ひたすら応援する。それしか、ないんだ。昨日の、どこかチグハグな試合を、追いつき追い越させ、ロッテには追い越させず、最後に勝たせたのは、超満員の札幌のファンが大きな力になったに違いない。それに、どんな状況になったって、プレーオフの出場は決まってるんだから、最終的には、そこで勝てばいいだけだ。その舞台が、札幌であれば、突破する可能性は高まってくる。だから、邪心は捨てて、勝ちましょう、って、邪心があるのは、オレだけか。

 すみません。こんな興奮、優勝争いをしていた80年、81年以来のことなので、ネガティブになるのは、その裏返し。当時は高校生だった。でも今、40歳を過ぎても、ドキドキ、ワクワクは、たまんないなあ。それを後押ししてくれている、札幌のファンは、本当にありがたい。GAORAに映るスタンド風景に、毎日、感動、感謝してます。

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2006年9月17日 (日)

みんな勝ってはいけない!?

○日本ハム12-1ロッテ

 この勝ちは大きい。いや、相手あってのペナントレースだから、ソフトバンクの引き分けは、大きな追い風が吹いた! ここまでは、試合数が同じで貯金も同じでもゲーム差は0でも負けてたけど、その現象はなくなった。貯金の差は奇数になったから、貯金が1つ多ければ勝てる!! 0.5差で勝てる、と思ってた。でも、違ってた。

 今日、ハムが勝てば130試合で78勝52敗で勝率.600。ソフトバンクも勝てば同じ130試合で75勝50敗、でも引き分けが5あるから勝率は.600。貯金が26と25と1つ勝ってても、並んでしまうのだ。なぜだ…

 「6割の壁」か。日本ハムは、ソフトバンクの引き分け5つの差を、どう戦うのか。日本ハムが3勝2敗なら、貯金は1多く、ゲーム差も0.5勝つ。でも3勝2敗=勝率6割。つまり、両チームの最終勝率が、3勝2敗の6割を基準として、低ければハム、高ければソフトバンクが、貯金の多い方が上に行くのだ。

 日本ハムとソフトバンクとも、残り試合は7。7試合の6割は4.2勝だから、互いに5勝2敗同士ならソフトバンクに、4勝3敗では日本ハムが順位は上になる。でも、この状況で、どちらかが3つ負けるとは考えにくい。さらに、最後の2試合は直接対決。ならば、そこまでの5試合を、互いに5勝0敗か4勝1敗、あるいは3勝2敗でも、今はハムが0.5差勝ってても、ソフトバンクの勝率が上になっている。ハムが、その上に行くためには、直接対決の2試合を1勝1敗じゃダメ。2連勝しかない。

 昨日のプロ野球ニュースでも、スポーツ魂でも、「1位通過はハム」と言っていた。それは、うれしい。レギュラーシーズンを勝率勝負、つまり「勝つ戦い」ではなく「負けない戦い」でやっている以上、引き分けの少ないハムは、不利なのに。でも、机上の計算以上に、今のハムに、何かを感じてくれての意見なのだろう。

 今の勢いで、数字のマジックなんて、吹き飛ばせ。勝ち続ければ、いいんだ。でも、みんなが勝ち続ければ、ハムは負けるのか…。まあ、いい、なるようにしかならん。計算してなるようになったら、それは野球じゃ、ないだろ。じゃあ、この記事は、何のために書いたのだろう…。

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2006年9月 7日 (木)

きょう武田で勝つ

●日本ハム0-1ソフトバンク

 うーん、残念だなあ。松中の守備をナメきって、稲葉がタッチアップに成功した5回1死三塁。打席のマシーアスに向かって「外野フライ、外野フライ」と、つぶやき続けていた。ところが、えっ、スクイズ。素晴らしい作戦だ。それだけに、惜しかった。しかし、外野フライしか期待できないファンと、なんの遠慮もなくスクイズのサインが出せる、外国人選手というのも、いかがなものだろうか。

 まあ、いい。小笠原じゃないけど、引きずってもしようがない。今日の先発は、立石じゃなく、武田勝だとか。いい選択だ。八木が気持ちよく投げてたように、このタイプの左投手は通用するはずだ。カギは左打者かな。八木が打たれた安打も全部、左だったし。といっても2人だけだけど。

 スクリューが武器だから、左打者には投げづらいだろうし、球種が1つ減るのよね。でも、武田勝ほどの制球力を持ってすれば、大丈夫だろう。負傷前の、絶妙さが影を潜めているのは気になるが、復調してると信じよう。

 うれしいニュースは、橋本に変わって昇格した伊藤。一昨年の守護神は、ホント頼りになる存在だったもんなあ。故障に悩まされてきたらしいが、またあの勇姿を見られるとは、心からおめでとうと言いたい。

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2006年9月 6日 (水)

ソフト相手にハードないい戦い

○日本ハム9-6ソフトバンク

 よく、勝ったなあ。史上最強の2位、3位決戦。1回の先制機を逃し、橋本がフラフラした状況では、ダメかな、と思っていた。勝負強くなったなあ。よく打ってくれた、賢介。あの同点打で、流れは一気に逆転した。橋本は、かわいそうだけど、2軍に落とした方がいい。次回の先発機会は必要ないだろうから、中継ぎを補強した方がいい。

 0.5差か。ここまでは、過去にもあった。でもその、わずかな差を超えられなかった。今回こそ、超えてほしい。2位、3位争いの流れを変えて、その勢いを1位争いまで持ち込みたい。なんとしても、ソフトバンクには、3連勝しなけりゃ、ならない。

 0.5差とはいっても、実質は、もっと開いていると思った方がいい。残り試合は、ソフトバンクより3多いから、有利に見える。が、それは、その多いぶんを勝てば、と仮定したうえでのこと。この3試合を2勝1敗じゃ、ゲーム差は0になるが、ソフトバンクに勝率で負けてしまうのだ。3勝0敗でいって、1ゲーム差をつけて初めて、勝率も上回る。

 ちょっと前のセ・リーグのように、勝ち数で順位を決めるのなら、今のハムは西武に追いつき、ソフトバンクを実質、上回っている。でも、勝率勝負は、勝つことより負けないこと。その点、引き分けの多いハムは不利なのだ。引き分けの差は、西武と2、ソフトバンクとは4だから、偶数の差。どちらのチームよりも、貯金が2多い、1ゲーム差をつけた状態じゃないと、勝てない。今の西武とのゲーム差2は、実質3。ソフトバンクの0.5差は実質1.5差だ。だから、今日、明日と連勝して、初めてソフトバンクの上にいける。

 先勝して、上にいける権利を得たのは、ホント大きかった。今日は八木クン、頼むよ。前の試合は完封したとはいえ、相手は楽天だったから、復調したとは言い難い。でも、気持ちは吹っ切れただろう。何とか、白星を。それも、明日は立石で、リリーフ陣は総動員だから、何とか完投して勝ってくれ。頼んだよ。

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