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2005年4月 8日 (金)

いわきで感じた日本ハム人気

 久しぶりに日本ハムの試合を見た。それも生で見た。一昨日6日の、いわきグリーンスタジアムで行われた試合。10-1と結果的には圧勝だけど、内容は投打とも今一つピリッとしない。先発の江尻はアップアップだったし、攻撃も攻めきれたと言えないのは、14に及んだ残塁が示している。相手が楽天じゃなきゃ、やられていただろう。

 しかし今回は、内容よりも雰囲気を楽しませてもらった。観衆は1万8794人。この日に行われた6試合の中で、最も多い。巨人でも阪神でもなく、楽天対日本ハムの、それも地方球場が、というのは快挙だろう。試合開始の2時間15分前、開場まで15分という時間に球場に着いたが、すでにすごい人。外野などは、開場と同時に半分以上が埋まってしまった。その観客が、フェンスから身を乗り出すように日本ハムの打撃練習を楽しみ、ファウルグラウンドでは、サインに応じている選手もいる。いいなあ、この触れ合い、この一体感。わたしも、ゾクゾクした。

 意外だったのは、東北の球場で行われた楽天戦なのに、日本ハムへの声援の多さ。もともと、日本ハムが東京を本拠にしていた時代に、毎年のように主催ゲームを行っていた土地というのも理由の1つだろうが、三塁側のほとんどが日本ハムを応援している。そして、新庄の打席になると、大人子どもの区別なく、カメラを抱えたファンが、ドーッと最前列に「民族大移動」。新庄人気をあらためて実感した。わたしなどは新庄選手のパフォーマンスに諸手を挙げて賛成ではないが、長らく人気低迷に泣いた球団が、一気に人気球団の仲間入りをしたのは喜ばしい。なにせ一昨年までは、日本ハムファンというだけで、変人扱いされていたから。

 思えば、生で見た昨年の西武ドームのプレーオフ第3戦は、どっちがホームか分からないほど、日本ハムへの声援が多かった。敗戦が決まり、そそくさと帰ろうとすると、総立ちのスタンドから引き揚げてくる選手に拍手が送られている。なんだ、この世界は! と経験のない出来事に驚いたものだ。

 しかし、その西武の人気の凋落ぶりは、どうしたことだろう。実数発表になったとはいえ、観衆が連日1万人に届いていない。つい、この間まではパの中心にいたはずなのに。ということは、新庄に支えられた今の日本ハム人気も、揺り戻しが怖い、なんて考えるのは杞憂だろうか。そうはならないよう、どうか北海道のみなさん、よろしくお願いします。ファン歴30年のわたしも、できるだけのことはしますから。

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