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2005年4月13日 (水)

北海道ハムの九州男児を応援する

 ○日本ハム15‐7西武。ねっ、アルモンテを外せば、あっさり勝ってしまうでしょ。まあ、昨日の展開なら、アルモンテがいても勝てたとは思うが、何より、いないことで、チームに安心感が生まれ、その結果の圧勝劇だったと、勝手に思っている。

 でも、代役は古城じゃないんだよなあ。飯山だよ。古城も守備はいい。でも打撃が荒すぎるんですよ。昨日も1回1死満塁で遊撃に内野安打を放ちはしたが、これは中島のエラー。1歩間違えれば併殺で攻撃が終わっていたところだ。守備力が同じなら、しぶとい飯山を使ってほしい。出ました、プロ初安打。それもマルチだ。

 ◆飯山裕志(いいやま・ゆうじ)鹿児島・れいめい高(旧・川内実)出身。97年ドラフト4位で日本ハム入りし、8年目。開幕1軍は、02年以来、3年ぶり2度目。ただ前回は、出場機会のないまま、先発投手の登録と入れ替えで、早々に2軍落ちし、その後も昇格はなかった。

 甲子園に出ていないから中央球界では無縁だったが、九州では超高校級内野手として、その名を轟かせていた。守備で地元スポーツ紙のトップ記事を飾ったほど評価が高く、わたしも、その頃から注目していた。同い年の九州出身には、中日の森(大分・藤蔭)阪神の喜田(福岡・沖学園)元広島の兵頭(佐賀・佐賀商)がいる。松坂世代の1つ上だ。この年の甲子園では、平安のビッグマウス川口(元オリックス)が話題の中心で、鹿児島実2年の杉内(ソフトバンク)が好投も初戦敗退、豊田大谷(愛知)2年の古木(横浜)が飛ばし屋ぶりを披露していた。

 注目はしていたが、正直キツいかなあ、と思っていた。守備だけで通用するのか、と。事実、1年目からのイースタン打率は98年.188、99年.063、00年.200だ。だが、努力は実るもの。03年には.328を記録し、「天才」小田の.347に次ぐチーム2位、リーグでも3位。課題の打撃を、6年目にして克服した。わたしが鎌ケ谷で見た限りでは、ヤクルト宮本並みにうまい遊撃守備に加え、この年から出場機会を求めて外野にも挑戦。強肩を生かしている。今や、遊撃、三塁、二塁、右翼、左翼をこなすマルチプレーヤーだ。

 そして、ついにプロ初安打だ。初打点は、6日いわきで記録していたけど、やっぱりヒットはうれしい。小笠原に代わって途中出場。5回の第1打席に放った三遊間の当たりを逆シングルの中島がこぼして、スコアボードにはH。二塁を陥れたから、遊撃への二塁打という珍しい記録になりました。「あれが、ヒット?」のさげすんだ声を払拭するように、2打席目は火の出るような当たり。これは三直に終わりましたけど、3打席目の打球は、きれいに左前に達しました。

 機会があれば、1度ご覧ください。背番号「57」の頬はこけ、無精ひげを生やし、それでいて、ギラギラしたものを感じます。年俸は650万。7年もプロで暮らしながら、あのダルビッシュの半分以下。金子のように、スマートな選手より、わたしは雑草に思い入れる。頑張れ! ショートのレギュラーは、すぐそこだ。

 ちょっと気になるのが、飯山が出場する機会になった小笠原の交代。「お役御免」にしては早すぎると思ったけど、下がった後で11-6まで迫られたから、「油断すんじゃんねえよヒルマン」と思ったけど、腰の張りが原因だったとか。新庄の、あまりの不振と合わせて、気になるところです。

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