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2005年3月23日 (水)

六本木で自分を憂えた

 昨日は六本木で、はしゃいだ。午前2時半から築地で寿司を食べ、閉店だからと追い出されたのが午前4時過ぎ。「物足らないでしょ」と部長代理を誘い、後輩は有無を言わせずタクシーに押し込み、13万というとてつもない曲数を誇る、カラオケBOXパセラへ。歌いたいと思った曲は、何でもあるといっても過言ではない。だから、もっとハジけるはずだった。部長代理は受付で「里谷多英の行ってた店はどこ?」なんて聞いてたほどだから、テンションは上がっていたのに。その顔は、ただのエロジジイだったけどね。でも、店を出た午前7時前には、哀愁が漂っていた。

 3週間ほど前も、この店で歌っていた。そのドキュメンタリーはこちら。中西クン事件の前だ。心の底からはしゃいだもんだ。その時と違うこと。部長がいない。そのお方は、途中で席を立たれたにもかかわらず、金を置いていかなかったからと、わざわざ引き返して1万円を置いていかれた。でも、今回はおられない。寿司代を払われると、一目散に姿を消された。その部長、月に1度ほど出張で、大阪から東京にお越しになる。よほど前回のことが懲りたのだろう。人の金で飲む酒、歌う歌は心から楽しめるが、今回は自分で金を払わなきゃいけないことが、まずブレーキをかけた。

 もう1つ違うこと。今回の部屋には、BOXでは珍しく窓があった。入った時には真っ暗でも、だんだんと明るくなってくるにつれ、逆に心には影が差してくる。一緒に行った部長代理は大阪から東京へ出向中。歌の合間に突然、窓から外を見やり、「はーっ…、東京まで来て何をしてんねやろ」とつぶやいた。さっきまで「アチチ、アチ」などと絶叫していたのに。

 ほどなく店を出て、地下鉄の駅に吸い込まれる上司の背中には、憂いがあった。

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コメント

>入った時には真っ暗でも、だんだんと明るくなってくるにつれ、逆に心には影が差してくる。

名文だ!

投稿: NUG | 2005年3月23日 (水) 16:36

かーちんのボスさん
真ん中さんの歌は、音が全部♯してまして、聞けたもんではありません。おまけに下ネタ連発。飲みたい放題、言いたい放題、そして寝てしまう。後でフォローする私の身にもなってください。

投稿: かーちん | 2005年3月23日 (水) 09:22

先日、かーちんさんとお仲間で愉しく飲んでおりました。席上、真ん中さんをぜひ、ご招待したい。美声をお聴かせいただきたい、と美女の皆さんが熱いまなざしで語っておりました。
真ん中さん、その節はぜひおいで下さい。
気になることは、かーちんさんが終始憮然としていらっしゃったことですが、なあに、あれは一種「てれ」であろうというのが、私どもの解釈でありました。

投稿: かーちんのボス | 2005年3月23日 (水) 08:54

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